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家庭内の料理器具についての色々

由紀精密さんと世界一の鍋ことWAGYUJISUKANを作ってから、自宅の鍋関連も一新しようと思った。鍋なんて壊れるものではないから、一度買うと10年以上はずっと居続けるわけだが、気分転換も兼ねて色々とテストしようと思った。中華鍋などはうちのキッチンにプレゼントしたので、新しいものをテストすることにした。調べてみるとアルミの打ち出しがあったので、それを買ってみることにした。アルミは熱伝導性に圧倒的に優れている。簡単に言うと温まりやすく、冷めやすいという特徴の鍋だ。家庭の料理にはこの手の材質があっていると思っている。

まぁ、攻めた温度の上がり方がするんだろうなぁっと思っていたら、モノコック的につながっていることもあり、ストレートに熱が伝わり布を1枚巻き付けても熱すぎる。笑 濡れていない布を二枚巻いて、輪ゴムで整えるとギリギリいけるという厄介ものだ。油断すると火傷するという機械は結構好きだが、家庭にアルミモノコック中華鍋は非常に危険だ。ということが分かった。それにしても火の入り方、そして温度調整のしやすさ、メンテナンスも楽であるから、これは手放したくない鍋になりそうだ。

蓄熱性能に長けているのは鉄だが、温まるまでに時間がかかり、なおかつこだわってしまうと鉄の厚みを欲して、気づいたらめちゃめちゃ重い鍋ができあがってしまう。家庭の料理はそこまでの量を使わないはずだから、基本的には軽い鍋がふさわしい。だからアルミもいいし、アルミとステンレスのマッシュアップもいい。多いのはアルミをステンレスで挟むという三重サンドウィッチだ。比熱性能もそこそこよく、そして蓄熱もできる。軽さでいうとチタンだ、チタンのいいところは熱伝導性がよくない、だから触っても冷たい。鉄に比べても4/1だ。比熱性はほぼ同じながら、鉄よりも早く温まる。これは実は比重の話で鉄の60%程度だからだ、だから鉄よりも40%短い時間で温まるのだ。

いつかWAGYUMAFIAが世界を取ったら、家庭内の料理器具の革命をしたいと思う。

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