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年に一度の内視鏡検査にて自らの健康ストーリーを紡ぐ
早朝のミーティングでZOOMミーティングをしながら下剤を2リットルを飲んでいると、イタリア人の友人から身体悪いのか?と何度も聞かれる。普通の人にとって見れば、上と下の内視鏡を受けるというのは一大事だが、僕は37歳から毎年必ず1度は受けている。朝おきてから下剤を飲みまくるというのと、午後3時ぐらいまで絶食というのがこの検査のダウンサイドだが、そこで得られる検知と安心感みたいなものは代えがたいものがある。途中麻酔で完全に眠って受けるタイプのドクターに変えたことがあったが、やはり僕はモニターを見ながら先生と確認しあっていく方が好みなので、長年お願いしている先生のところで昨年との比較を討議しながら受けている。
今年はいつも飲んでいる薬の服用を2ヶ月止めてからの検査だったので、どういう状態になっているのかが気になっていたのだが、やはり内視鏡で目視出来る状態で確認できるのは大きい。多くの友人が便潜血の検査のみに頼っているということだが、こればかりは内視鏡で目視に勝るものはないものの、イメージが悪いのだろうか異物が胃の中や鼻から胃に入るという検査を拒否している人が多い。僕は絶対にすすめると話すのだが、睡眠時無呼吸症候群の治療機材CPAPに比べると5人中1人ぐらいしか受診してくれないから、よほどハードルが高いのだろう。
僕がこの手の予防系をしっかりするようになったのは、親友がガンで亡くなったことに起因する。「若くてがむしゃらでも俺みたいに病気になったら急ブレーキがかかって何もできなくなる、だからしっかり検査を受けなさい。」同い年だった彼が亡くなったのは37歳だった。彼が亡くなる一年前から、彼の言葉を信じて色々と検査を受けだした。そこから10年ほど立つが、僕が予防医療に投資する時間と金額は、かなりのものになる。常にベストコンディションで走り続けたい、だからこそ心身のコンディショニングをしっかり行う、そんなイメージだろうか。家や車や時計やスニーカーには大金を払って、そして高いジムでパーソナルトレーナーをつけている。長年僕が勧めている上下の内視鏡を結局行っていない友人はそんな人だ。健康はストーリーで語れる時代だ、年齢を重ねてきている今でこそしっかりと自分なりのパーソナルストーリーに変えていくべきだと思っている。