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MASHI NO MASHI、いよいよシンガポール進出
久しぶりのシンガポールポップアップである。思えば2016年の京都ポップアップのすぐ後に開催したのが、初となる海外ポップアップだった。当時は堀江ファンの日本人100%だったが、あれから7年経って日本人はゼロで、完全に海外ブランドになった感がある。今回Art SGのスペシャルディナーとして開催となったのだが、もうひとつサウジアラビアに続き、MASHI NO MASHI SINGAPOREをオープンするというリリースも兼ねたイベントでもあった。
これからは世界だ、なんて格好いいこと言ってすぐにシンガポールに移り住んだ。当時は想いが強すぎて全く上手く行かなかったが、そのときに僕の世界への想いを大切に支えてくれたのがこの国だ。大切な国だから、簡単なオファーは全く受けなかった。WAGYUMAFIAが売れてきたとき、なんどもオファーを頂いたが断り続けたのもシンガポール。過去最高金額のオファーを頂いても、僕は首を縦に振らなかった。きっとタイミングが来る、それまでは集中しようと思えたのも、それだけこのシンガポールという国、マーケットが大切だったからだ。
僕らのアジアのポートフォリオに、香港に続き、シンガポールが繋がった。MASHI NO MASHIがオープンするということは、僕らにとってはWAGYUMAFIAの和牛が定期的に輸出されることを意味する。そうなるとロジスティックとしても一気に可能性が広がることもあり、僕としてもこのAPACリージョンの攻め方がまた更に具体化してスピードアップすることを意味する。