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ブロック遊びと九九

ずいぶん前、姪っ子と甥っ子が遊びに来たので、遊びながら考えるものを急遽考えたのですが、かなりハマってくれたのを記憶してます。

立方体のブロックがあったので、それを並べる、という何の捻りもない遊びなのですが、ご紹介しましょう!

まず、適当な個数だけブロックを集めます。15個だったとしましょう。これを「一つの長方形ができるように並べる」というのがミッションです。

この遊びのミソ、お分かりですか?

実際にやってみましょう。

適当に、1列に4個ずつだと、
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となって、長方形にするには3個余計ですね。

では、1列に6個ずつなら、
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となって、やっぱり長方形にはなりません。

しかし、九九を習っていて、その意味もわかっていれば簡単ですね。

そう、答えは、1列に3個または5個にすればいいんです。なぜって、15=3×5だから!
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ほら!長方形になる!

こうして、様々な個数のブロックを長方形に並べる経験をすると、九九が体験的に理解できるので、約数や倍数などというのも全く怖くなくなるのです。

それに、長方形にならなかった場合を注意深く観察すると、割り算の「余り」の意味もよーくわかりますね。本当に「余って」いますからね^_^

知っているだけじゃなく、自分で遊んでみる、やっぱり大事じゃないかと。

この遊びで「素数」のときは、、、優しく声がけして下さいね😅

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