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ドント フォーゲット 傘 〜炎のリベンジ編〜
前回までのあらすじ
傘をすぐ無くす。
というわけで傘をすぐ無くす私は、
傘を持って帰らないことにも定評がある。
実はこの記事を書いている本日まで、会社に5日ほど傘を置きっぱにしていたのだ。
一度傘を持ってくると、その傘は誰もいないオフィスに数日放置されることになる。
出勤から退勤の時まで、雨が降りつづいていた場合、これまでは困るので泣きながらオフィスまで傘を取りに帰っていた。
だが、前回折りたたみ傘を手に入れた私は、「あ、雨降ってた。まあ、折りたたみあるからいいやー」でそのまま帰るようになってしまったのだ。いい加減にしろ。
ただし、このまま放置していると、そのうち会社の廃品回収で処分されてしまう。
そんな反SDGs的な行為となってしまうことは私にとっても望むことではないので何とかしなくてはならない。
ここでは、傘を持って帰るのに5日かかったこれまでの日々を振り返り、傘を持って帰るのを忘れないアクションを検討したいと思う。
1日目
傘を持ってきた日。
この日は午後から晴れたので、もはや傘を持ってきた記憶が皆無となり、当たり前のように傘を置いて帰った。
反省点:「傘」ってメモしとけ!!!
2日目
そもそも傘を置きっぱしであることに終日気づかなかった。
反省点:傘立てを見ろ!!!!
3日目
午後、傘立てに傘が置きっぱなしであることに気づく。
このままじゃ忘れるわと思い、ついにアクション開始。
行動:傘を自分のデスクの足元に置いた。
結果:仕事中に傘が奥の方に行っちゃって、気づかず帰ってしまった。
反省点:目の届かない場所に置いたらダメだ!!!!
4日目
デスクの下から傘が出てきてびっくりする。そして、自分のポンコツぶりに悲しくなる。
行動:傘を自分のコート掛けの横に置く。
結果:コートしか見ておらず、見事に傘放置。
反省点:周りをよく見ろ!!!!!
5日目
行動:自分のコートと、傘を紐で結びつけた。
結果:コートを取った瞬間、傘がぴょんと飛び出してきてびっくりした。ついでに、真横に積んであった備品がガラガラと崩れた。結果傘の存在を思い出すことができたけれど、それだけのために、これだけの代償を支払わなければならないなんて。
俺は1人泣いた。
こうして、傘は今、私の自宅の傘立てにある。
主人がポンコツなばっかりに、この傘の受難を想像すると私も悲しくなってきた。
しかし、こうして振り返ることで、今後の改善方法がしっかりと見えてきた。
今後私は傘を傘立てに立てるのではなく、
自分の通勤カバンにブッ刺そうと思う。
ここまで読んでくださったみなさんの中にも、同じように傘を無くすことに悩んでいる方がいるのであれば、ぜひ己のカバンにブッ刺していただけたらと思う。
リメンバー・傘。