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思考停止は「自分の命」への冒涜です。

今、強く思うこと。
それは、感情を揺さぶられて
思考停止に陥ることは
自分の命への冒涜だということ。

 
 

私は子供の頃、文学少女で
毎日本当にたくさんの
本を読んでいました。

昭和の児童文学は
第二次世界大戦で負けた、
その影響が色濃くて

うんと貧しかったり
両親がいない子供が
主人公のことも多くありました。

悲しい、でも子供には
どうにもできないエピソードが
たくさんたくさん描かれていました。

 

そんな本を読んで思ったことは
「戦争なんてしちゃダメだよね」
という、ごく当たり前のことでした。

 

どう考えたってダメそうな
戦いという選択を
どうしてその当時の人は
許してしまったんだろう?

本から読み取れた
そんな疑問に対する答えは

「多くの人が
自分の意見を主張しきれず、
強い意見に流されてしまった」

ことでした。

 

以来、私の信条の1番目は
「どんな時も自分の頭で考える。
”おかしい”と思うことには
”おかしい”と言う」
ことになりました。

 

とは言え、楽観的な性格なので
”おかしい”が罷り通ることなんて
ないと思っていましたし

自分が生きている間に
戦争の心配をするなんて
思ってもいませんでした。

つい最近までは。

 

コロナ以降、
ちょっと頭を冷やして考えれば
「それは違うんじゃないの?」
ということが

「正しい見解」「大勢の意見」として
押し付けられている
蔓延させられている、
そんな感じですよね。

 

人は「感情」で動きます。
だから特定の行動を促すには
そこに至る「感情」を動かすことが
手っ取り早いのです。

そして、人が大きく感じる感情は
「快」ではなく「不快・不安」です。

だから
✔️ 生存や安全
✔️ 何かを失うかも知れない
✔️ コンプレックス
のような点をついて

不安を煽るのが
常套手段です。

 
 

ビジネスの世界も一緒です。
不況になると
・資格をとる
・占い
・陰謀論
が流行るのは

不安を煽って
その「解決」として
提示しやすいのです。

 
 

そうやって
不安を煽られていることを
今も感じています。

 

でも、不安や心配という
感情に乗っ取られて
思考停止に陥り、

強い意見
多数の流れに
考えもせずに乗ってしまうのなら、

それは「自分自身の命」を
冒涜していることに
他なりません。

 

不安は
未来のネガティブなイメージです。

今、その不安はありません。
不安の8割は起こらないことも
研究から分かっています。

 

目を開き
しっかり考えて
良い選択をしていきましょう。



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