見出し画像

小型エミュゲーム機:Miyoo Mini Plusを買ってみた

アマゾンで「エミュレータ ゲーム機」で検索すると中華製品がわんさか出てきます。以前Anbernicの製品を使っていたのですが使いにくくて次第に起動することもなくなっていました。

そんな中エミュ機のレビューをよく紹介している女性Youtuberの2024年まとめ動画を見ていたら、Miyoo製品がランクインしていました。

アンダー1万円なら買ってみようかなと思ったので本製品を買ってみました。

すぐに届いたけど起動せず

さすがアマゾン、翌日には届いたのですが電源を入れても起動しません。

miyooというロゴが表示されるところまではいくのですが、そのあとブラックアウトします。

これって多分BIOSは起動してるけど、MicroSDカード内のファイルが破損していてOSが起動しないってパターンですよね。

一応製品に装着されていたMicroSDカードをPCで読み込んでみたのですが、PCのSSDへフルコピーできなかったのでやはりファイルが破損しているようです。

初期不良で返品か交換してもよかったんですが、この手の製品ってカスタムファームウェアとかOSが出回っているので、それを試すことにしました。

入れたOSはOnionというMiyoo用のLinux OS。

ぐぐれば日本語の導入手順がたくさん出てきます。基本的にはその通りすればすんなり起動します。

手持ちのROMを入れてスーパーファミコンやらファミコンやらPS1やらのゲームを試してみます。

本機のいいところが中央にあるメタボタン。ゲームに使うものではなく本機のコントロールに使います。

1回だけポチッと押すとゲームが止まり、メニューが出てきます。

この状態でスタートボタンを押せばホーム画面に戻って他のゲームを選んだりできます。また本機はこのメタボタンを押した瞬間自動でステートがセーブされるので、次にこのゲームに戻ってきた時は中断したところから自動で開始されます。

このメタボタンが実によくてですねぇ。エミュだとRetroArchを使うことが多いと思いますが、コントローラのボタン、特にシステム制御でいつも困るんですよねぇ。

メニュー画面出す時にL2+R2を同時押しという設定をよくしますが、ゲームによっては効かなかったり。そもそもRetroArchってコントローラの動きがおかしくなることが多くて、基本的にPCでは使わなくなりました。

ところが本機+Onion OSでは最初からかゆいところに手が届く設定がされており、メタボタン+背面のR2でステートセーブ、メタボタン+背面のL2ボタンでステートロードとなっています。

メトロイドヴァニア系やシューティングではステートセーブ・ロードを頻繁に使うので(まぁチートですが)、最初から割り当てられているのは助かります。

デフォルトのU/Iからテーマも変更できます。

テーマを変更すると一気にゲーム機っぽくなりました。

疲れた時や移動中、人を待っている時などのスキマ時間にポケットからさっと取り出してボンブリスのパズルに挑戦するとか最高ですよ。

大きさとしてはこんな感じ。コンパクトだけど持ちやすくて、ディスプレイもとても発色がよく、所有欲が満たされて「ゲームしよ!」という気にさせてくれます。

パチンコとかはデスクの端っこで流しっぱなしにする遊び方がいいですよね。リーチかかった時だけ画面を見る感じで夜の間ずっと回していたりします。

念の為、ROMはインターネットからダウンロードするのは違法なのでご注意を。ROMを買ってきて吸い出したものを使いましょう。

いいなと思ったら応援しよう!