筋トレベンチを買った
東急スポーツオアシスが作ったという筋トレ用ベンチを買った。アマゾンで8,127円という、この手のベンチにしては破格に安い。
買った理由
今年の春からSwitchでFit Boxing2を始め、さらに夏の終わりにようやく定価で買えるようになったリングフィットアドベンチャーを買った。
時間がある限り、リング→ボクシング→リングとローテーションしながら筋トレしてきて、筋トレや有酸素運動だけを考えるなら十分だった。
でもね。面倒くさいの。
さぁ筋トレするかとなったら、モニターをSwitchに切り替え、Switchを起動し、リングだとコントローラーを専用のケースに装着し、メニューを立ち上げ、何回もOKボタンを押して、ようやくトレーニングメニュー(リングの場合ワールド)が出てくる。
そこからセリフをたくさん読んで、ようやくトレーニング開始。
そもそもRGP仕様にして、退屈な筋トレを少しでも楽しめるように作られているので、そのゲーム性にケチをつけるわけじゃないんだけど、起動してから30分経ってるのに、筋トレ自体は8分しかしていないってことが結構ある。
もっと手軽に短時間でがっつり筋トレしたいなと思い始めてね。
以前は懸垂器やダンベル、チューブなどを持っていたんだけど、どれも捨ててしまった。というか、これらは専用部位を鍛えるにはいいんだけど、汎用性が少々足りない。
そこで今回のベンチ。
よくある「ベンチプレスをしましょう!」というベンチだけではなく、いろんなことができるようで、これならと思ったんだよね。
届いたものを開封すると、びっくりするぐらい軽い。
こんなに軽くて大丈夫なのか?と最初は少し不安になったけど、使い始めるとがっしりしていて、体を預けても大丈夫という安心感が出てきた。
標準では6種類のトレーニングが紹介されてる。
腹筋は当然として、アームカールおよびバンドを使って胸をトレーニングできるところが魅力的だった。
ロープを使っていろんな体勢、いろんな方向に伸び縮みさせることでベンチプレスっぽいことができるかなと思って。
製品自体軽いし、軽い力で畳めるのでクローゼットに簡単に収納できる。
うちにはフェレットがいて、この製品の取っ手につけているウレタンをかじっちゃうのですよ。だからフェレットを出している時はクローゼットにしまっておき、それ以外は部屋に出しておいて、気軽にトレーニングするというスタイルにしたい。
それが全然苦にならないぐらい軽くて、簡単い折り畳めるのは本製品の最大の長所ですね。
といっても、起きっぱでも実にコンパクトで邪魔にならない。
メインの使い方である腹筋。めっちゃ効く。
この製品、いろんなところにこの種類のピンがあって、抜いて可動させたり、高さを変えたりできるようになってる。簡単に抜けるのにしっかり固定でき、よくできてる。
腹筋の時は固定している↑のピンを抜くとアームが可動するので、腕を鍛えられる(写真撮るために片手で持ち上げてるけど、トレーニングは両手で行う)。
これがいいのは、ダンベルする時に「コンセントレート」と呼ばれる方法と同じになるんだよね。
ダンベルする時他に力が分散しないようにひじを膝にあてて腕が動かないようにし、上腕二頭筋だけでダンベルを持ち上げるトレーニング方法をコンセントレートと言うんだけど、この製品、ひじをウレタンで固定できるので、ひじを痛めず、しかも上腕二頭筋だけで持ち上げるトレーニングができる。
重さは3段階調整できるんだけど、一番強くしてもまぁぶっちゃけそれほど強くはない。ダンベルで言うと3-4kgというところ。
でもいちいちダンベルを「よっこらしょー」と出してくる必要もなく、気軽にアームカールできるのはとてもいい。
これを足でやると普段鍛えにくい箇所をトレーニングできる。
ペットを飼っていないのであれば部屋に置きっぱなしにしてもスペースはあまり取らないから、ながらトレーニングみたいなことができるんだよね。
今日はNHKで再放送しているシャーロック・ホームズの録画を見ながらトレーニングしてた。
感想
いや、いいっすよ、これ。
なにより安い。この手のベンチって1万から数万するものが多いのに、東急スポーツオアシスというよく見かけるスポーツクラブの名前なのに安い。
折り畳めて、軽いし、ピンを抜くことで固定したり動かしたりできる。
説明書にある6種類以外にも方向や姿勢を変えることでいろんなトレーニングもできる。
なによりゲームで筋トレするよ「手軽で集中的に」という目的に合ってる。
有酸素運動したいなとなったらFit Boxing2はするだろうけど、リングフィットアドベンチャーは起動することはほとんどなくなるだろうなぁ。
とてもいい製品だと思う。手軽に部屋で筋トレしたい人には自信を持って勧められる。