20代を振り返り、30代の目標を考えてみた
このnoteはアジア車いす交流センター(WAFCA)のスタッフが交替で書いていく交換noteです。本日担当の近藤みなみです!
アジア車いす交流センター(WAFCA)とは、車いすと教育を通じてアジアの障がいの子どもたちの自立とバリアフリー社会の実現を目指して活動している認定NPO法人です。詳しくはホームページをご覧ください。
イベントのお知らせです。
2021年1月15日(金)夜、WAFCAチャリティー映画会を開催します。
場所は刈谷市総合文化センター、刈谷駅直結です。
感染防止対策をおこない、開催します。ぜひお越しください!
お申し込みはこちらから▼
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20代が終わる!
本当に私事ですが、あと5日で誕生日です。しかも30歳になる節目の日になります。
自分でもびっくりなのですが、絶対に忘れると思っていた”20歳になったときに立てた目標”をまだ覚えていて、何かあると思い出しています。その目標が「大人になるけど、学生時代に戻りたい。若かった頃に戻りたい。あの頃に戻りたい…と言わないような、年々わくわくが増すような人生にする。」というものでした。
実際は自分より年齢が下の子と接していると、若いっていいなと思うことは正直あります。笑
ただ、戻ってやり残したことがあるかと言われると、別にないのです。(ただし勉強を除く。※授業中はラブレターの執筆に明け暮れていたため。過去記事参照)
「後悔したくない」という気持ちが強すぎる問題
ということで、唐突ですが20代でやった挑戦をあげてみます。「後悔したくない」「やりたいことをやる」ということにこだわりすぎて、突っ込みどころが多々あります。
1.感動したnote記事の執筆者に会いに行った。
痺れるくらい面白いnoteを書いている人がいて、あなたの書く文章が好きだと言いたくて、三重県から新潟県まで会いに行った。
タイから帰国したばかりでペーパードライバーだった私が初めての長距離運転、その距離700㎞(片道)。意外といけるものですね。
予定通りブログの感想や感謝を言えただけでなく、その人は次の日「世界一おいしい朝ごはんの会」という、朝、畑から野菜を収穫して、隣の小屋で思い思いの調理をして15人くらいで食べる会に連れて行ってくれたり、滞在の最終日は図らずも有名な長岡花火の日だったりとかなり濃厚な日々を過ごすことになった。滞在中はnoteの執筆者の方の、床屋を営んでいるという実家に泊めていただいた。(今思うと図々しいにもほどがある)
▲こちらが私が会いに行った人のnote
2.ヒッチハイクをした
大学生ならでは~~~ と思うかもしれないけど、普通に社会人になってからやった。
この時出会った人たちとは今でも仲が続いている方がたくさんいる。途中で出会った男の子はなぜか私の影響を受けてヒッチハイクをはじめて、ヒッチハイクでテレビに取り上げられていた。
ヒッチハイクと言っても画用紙に行先書いて親指立ててるやつじゃなくて、行先を高速のパーキングとかにして、トイレから出てくる人に声をかけた。
手当たり次第ではなく、車のナンバーを見て、「あ、私が行きたいところの人だ」と確認。そこから出てくる人がトイレに入っていくのを見届け、出たところを「突然すみません、〇〇に行きます?ヒッチハイクをしてるんですけど、もしよかったら乗せてもらえませんか…?」と声をかけるのだ。
子どもがいたり、カップルだったり、おじいさんだったり、直感でリスクを感じない方めがけて声をかけた。
成功率は70%~80%で、我ながらなかなかの高水準だったと思う。
▲最初の頃は画用紙もってやってこの通り挫折。
3.結婚式は公園で、新婚旅行はアフリカへ
これも絶対やりたいひとつの挑戦だった。しかも1人でやる気に満ち溢れていてもできない。1人の人間を説得する、という初めての壁にぶつかって、結婚早々何度も離婚の危機にぶち当たった。
いろんな人の助けを借りて、岡崎市にある籠田公園で晴天の中、パーティーを開催できた。今までお世話になった本当にたくさんの人にまたお世話になって、
夫は私の友達の何人かから「みなみと結婚するのは大変だろうね」と言われ「ほんとそうなんですよ」とか言って苦笑いしてた。
新婚旅行もかなりこだわった。人生を共にする人と「地球ってすばらしい」という感動を分かち合いたかった。それをするにはアフリカのサファリに早朝行って地平線を見るのが最適だ!そう信じて疑わなかったので、タンザニアへのンゴロンゴロ自然保護区に行き先を決めていた。
最後まで行くのを渋っていた夫は、コロナの状況が収まったらまた絶対アフリカへ行くと言っている。実際は食中毒になって本当に死にかけていたし、タンザニアで英語の通じるフランス人の医者を頼ることになったんだけど、それを超える感動だった。
帰ってきたころに夫は6キロ痩せて、私はというとアフリカで食べるご飯がおいしすぎて2キロ太った。
4.タイのお祭り「コムローイ祭」が好きすぎて、日本で開催した
”絶対にやる”と、Twitterでつぶやいた1年後、三重県の廃校となった小学校で開催した。消防署に申請をし打ち合わせを重ねて行った。
手を放して飛ばすのは無理とのことだったので、スカイランタンにタコ紐をつけてある程度のところまで上げたら引き下げてしっかり消火をするスタイルになった。
このためにクラウドファンディングをして、賛同者に応援していただいた。
タイのコムローイとは全然違うものになってしまったけど、空に火の灯ったスカイランタンがいくつか並んだときは泣けた。
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もっと他にもあったかもしれないけど、いろんな人を振り回して生きてきたというはっきりとした自覚があります。だから、30歳になるんだからちゃんと生きるぞ、だれにも迷惑かけないぞ!
・・・というのは到底ありません。
やりたいことをやらせてもらった分、私も誰かを応援したい、そして引き続きやりたいことを思う存分やる人生にしようと思っています。
学生時代に戻りたいとは言わないとしても、会いたい人に会えなくなっているのは確かにあります。今まで私の野望に付き合ってくれた近くにいた人たちだって、それぞれ会う機会が減る一方です。最近会えていないな、会いたいな、と思ったら行動したいですね。
ここまで書いてもまだ、30歳の目標ができてきません。30歳になる前に決めておきたいなーとずっと考えながらここ数日を過ごしてきました。こうして、無謀な20代を振り返ってもみました。もうあとしばらく考えてみたいと思います。引き続き20代の目標も大切にしながら過ごします。
皆さんの来年の目標や、誕生日に立てた目標はなんですか?良かったら教えてください☺️