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絵画の制作

栗の板絵 …栗材に水性ペンの斂態画

周密な木目に興着してペンを走描。3日目で終筆。

着画のメディウムとして既に廃れている板絵であるが、歛態線の下地から浮かび上がる木目がこの画を揺調していて画材適性は好ましく感じた。しかしそう永く保たずに朽ちるのだろう。鮮鋭なイメージを与えることも多持ち続けることも無いだろうが、画材自体が変化する環境に合わせて変容していくことを想像するに…
ペンの臉態というイメージを読み取らせない描法と協調する様式だと想う。

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