映画試写観賞会『ファヒム~パリが見た奇跡~』
映画試写観賞会
『ファヒム~パリが見た奇跡~』
実話。すごい!このヒタヒタとでも確実にあるたぎる情熱。排他的で屈辱的で苦しくて苦しくてその中にも確かに燃えたぎる情熱。
はぁ、よかった。
わずか8歳で母国バングラデシュを追われ、父親と二人でパリにたどり着いたファヒム。
故郷で天才チェス少年として有名だったファヒムは、難民として生活しながらフランスでも有数のトップコーチ・シルヴァンと出会う。
国籍も年齢もかけ離れた師弟は、ぶつかり合いながらも信頼関係を築いていく。
しかし、一方でファヒム父子の亡命は認められず、強制送還の脅威にさらされることに...。
解決策はただ一つ。ファヒムがチェスのフランス王者となることだった。
こんなあらすじ。
サクセスストーリーなんですよ!
でもね 青春!みたいなサクセスストーリーではなくて、
ヒタヒタと背負ってるものが全く違ってるサクセス
いや サクセスなのか?!
亡命 家族 葛藤 壁 衝突 運命
ギリギリで生きているとはこういうことかもしれない。
チェスという日本ではあまり馴染みがない題材かもしれないがチェス本来の勝負だけではなく、
運命との宿命との勝負に立ち向かう主人公ファヒム。
激しい性格の中にも見えかくれする子供らしさや愛らしさに笑いを誘いながらも 自身と向き合い打破していく強さと
それを支える周りの愛に圧倒的な意思を感じます。
師弟愛にわざとらしさがなく、対立をしながらもそれも一種の関係性なんだと感じる。
母と時に父とも離れてしまうファヒム。
孤独やさみしさや境遇の悪さをどこまでも悲観的に嘆いていける立ち位置なのに
彼を動かしたのは自分を信じるということだけではない何かを感じる。
派手さや事件で見せていく映画ではなく事実を丁寧に時に粗削りに見せていきます。
最後の最後
見せたファヒムの笑顔の男らしいこと。
少年から何か抜きでた強さと柔らかさを同時に感じます。
この映画 最後までホントにちゃんと見てほしい 最後のテロップで現在のみなさんの様子が流れたとき泣いてしまった。
師匠・・・
また見るべきタイミングで見れた映画だったかもしれない。
周りで関わってくれようとしてくれるそれぞれを大切にしなきゃいけないと共に 時に取捨選択する決断の必要さも感じます。
ちゃんと自分で立って生きてるんだと。そしてやはり何だかの糸で誰かに立たせてももらっているんだと。
チェスね数学的な戦略と温かく時に厳しい人間模様を映し出した『ファヒム~パリが見た奇跡~』
おすすめです!
8月14日 全国公開!
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サポートしてくれすんですか!まじすか?ほんまっすか?あ~もう!太る~嬉しくて太る~~!今日は油飲みます!まみれます!昨日ね寝る前にアイス3つ食べました。そのあとにチョコ食べたことは二人だけの ひ・み・こ!邪馬台国ね!