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50歳からの引き算期について

プロジェクトマネージャーをしています。

伊豆高原にあるやすらぎの里(断食道場)に
高3の娘と6泊7日、来ています。

きっかけ

友人のくみちゃんがやすらぎの里に行って
その話を聞いて、そこには一度行かなくっちゃ!
そう思いました。
が、なかなかスケジュールが合わず・・
で、ひょっこり行けそうなのが
2月~3月となりまして。
その時期なら、高3の娘は学校もお休みなので
行けるではないか!と思い
詳しい説明もせずに「行く?」と聞いたら
軽やかに「行く!」というので一緒に行くことに。
日程を合わせていったら、
なんと高校の卒業式の翌日からの日があり
間に私の誕生日が挟まっている週が
ぽっかり空いていまして。
運命に導かれるようにその週で予約しました。

自己紹介の時

初日の日曜日の夜。入所説明会の時間に
自己紹介をする時がありました。
お名前、お住まい、何回目の参加か
後、参加の目的を簡単に・・といった内容だったかと。
その案内をされた時には
心身のデトックスのため
いらない思考や脂肪を手放すため

と、話そうと思っていたんです。

が、私の順番が後半の方でして。
色んな方のお話を伺っていたら
他にも目的があったなって思い出しました。

管理栄養士を目指すために大学に行く娘の
卒業と入学、人生の門出のお祝い。
彼女にとって何か大切な出会いがある気がして。
根拠はなく、ただの直感です。
それと、自分の誕生日が1週間の中にあったのですが
その日に49歳になったんです。
40代最後の1年はどう生きよう。
50代ってどう生きていこう。
そんなことも考えたいと思っていて。
二人の人生の節目のタイミングに
一緒に行くことが意味がある気がしたんです。

みなさん、お話がお上手で
緊張しちゃって何をしゃべったかあいまいですが
そんなことを自己紹介ではお話しました。

明日、帰る日となるのですが
40代最後の1年がスタートした私が
今、感じていること、考えていることを
このお部屋で書き残しておきたい!
そんな風に湧いてきたので
自分へのメモのような気持ちで書いていきます。

50歳からは引き算期

あくまでの私の人生の物差しだし
足し算と引き算の話がちんぷんかんぷんかもしれませんが!
やすらぎの里で閃いちゃったんで、書いておきます。

39歳くらいまで

39歳くらいまでは、足し算期だった気がするんです。
乳幼児や学生の頃は成長期と言われるだけあって
昨日より今日の方が成長している=足し算されている。
社会人になると、これまた社会人として
出来ることが増えるので、足し算されている。
結婚したり、出産したり、部下ができたり・・
これまた出来ることが増えるので、足し算されている。
足し算期・・伝わるだろうか。

幼い頃は、この足すものが意外とシンプルなもので
好きな要素を自然と足していくことができるのですが
成長と共に社会生活を送る中で
誰かの期待を足してみたり
勝手におもんばかって足してみたり
自分は遠慮して相手を優先させて足してみたり
社会で良いと言われることをとりあえず足してみたり
こうあるべきを足してみたりするものです。

こう書いちゃうとなんかマイナスな気がするけど
足し算として乗っていきます。
そのおかげで色々なことができるようになっている。

40代

40代も足し算期に入っているのですが
50歳からの引き算期に向けた
調整期間のようなイメージです。

なんとなく、こうあるべきを足し続けることが
辛くなったり、重くなったり・・
確かに足されてはいるんだけど
幸福感や満たされた気持ちにならなかったり・・
あれ?おかしいな?ということが強く出てくる時期。
体調や体力的にも変化が始まって
なんとなく引き算感がある時期でもあります。

人によっては、もっと早い段階で出る方もいるので
私の場合はという感じですが。
時期はずれても、流れは似ている方が多いかも。

あれ?おかしいな?と感じるようになって
これをやめてみようかな?捨ててみようかな?
そんな引き算的様子を試し始めます。

やめるとか捨てるとかネガティブな印象ですが
引き算しても残りがあるっていうのは祝福です。
足し算期のはじめの方では
引いちゃったら、何も残らない時もあったと思います。
たくさんの経験をして、色々なものを手にして
だからこそ、取捨選択していく時期になります。

49歳

49歳になりました。
たくさんのお祝いのメッセージや
祝福を送ってくださり心から感謝です!
本当にありがとうございます。
帰宅してからゆるりと返信させていただきます。

そのお祝いのメッセージを
ひとつずつ見ていて気付いたんですが・・

どうやら、なりたい自分に私はすでになっていたらしい!

そんな大発見がありました。
今までも、何度も投げかけてくださっていたと思うのですが
全然受け取れていなかったんだと思うんです・・
懲りずに、何度も投げかけてくださるみなさま
本当に本当にありがとうございます。

こんな人になれたらいいなって
これは足し算的考え方なんです。
私の足りないところを挙げて
こんな風になりたい、あんな風になりたいって
書き出す感じ。
この足し算的要素って
40代にもなると、どんだけ続けても、
満たされる感じがなくなってきます。
それは、足しても、足しても、終わりがないから。

私がいい例で、ちっともなりたい自分になれない!
あれが足りない!これが足りない!
もっとやらなきゃ!行動しなきゃ!頑張らなきゃ!
そんな風に奮い立たせてきたけど
今までやり続けて、疲れていることもあるし
体力も落ちてきていることも重なるんでしょうね。
なーんか、そんなに頑張れない感覚になるんです。
そして、そんな自分を責めたりね・・

自分はダメだなーって。
ダメな自分でいることが都合がいいんでしょうけど
幸福感や満たされる感じが欲しいのに
同じところをぐるぐる回り続ける感じで
ゴールもまったく見えなくて
最初は楽しくても
40代ともなれば、楽しさもかんじられないわけです。

自分はなりたい自分には遠いな・・と思ってる。
そうは言っても、前よりはずいぶん近づいてきた感覚は
どこかにあるんですがね。

そんなわけで、なりたい自分になれてないと思ったら
あなたはすでになりたい自分になっていますというメッセージが
誕生日の日にたくさん届くんです。
もう、びっくりですよ。
え?なんで???と。

50歳から

私は50歳からはもう足し算期は卒業で
これからは引き算期になるんだって思ったんです。
とはいえ、今までの足し算期にも引き算してきたように
引き算期だって足し算だってしていきます。
ただ、どちらが主流なのか、源泉なのかということです。

引き算が主流になるというのは
やめたり、捨てたりが主となるということ。
そんなのさびしい気持ちになっちゃうかもですが
大切なものを選んでいく行為なので
どんどん質が上がって密度が濃くなっていくイメージです。

例えば、私のなりたい自分の話だって
私の中のこうあるべきが強すぎていたんだと思うんです。
例えば、何か商品が東京で有名になったとします。
足し算期では、次は関西でも有名にとか
さらに、日本中でとか、世界に・・とか
次から次へと目標が高くなっていくものです。

けど、東京で有名になるって素晴らしいよね。
そこでじっくりと育てていって
大切な関係性を築いていくことって大切だよね。
そう考えることもできるわけです。

これはどっちが良い悪いって話ではなくて
その人の価値観だと思うんです。
でも、足し算期を繰り返して苦しくなっているとしたら
ちょっと立ち止まって、現状を見て
引き算してみる生き方も素敵じゃないですか?

足し算期と引き算期の視点の向かう先は大きく異なっています。
足し算期はないものばかりに目を向けますが
引き算期はあるものばかりに目を向けます。
足し算期には、あれがない、これがないとなって
引き算期には、あれもある、これもあるとなる。
そんなイメージです。

誕生日にいただいたメッセージは
私がすでにあるものを教えてくださるものでした。
メッセージをくださるご縁がある。
祝福がある。
大切なメッセージがある。
伝えてくださる愛がある。

そして、メッセージの中には
私はこういう人というのを書いてくださる方もいて
そのひとつひとつを読んでいたら
え?そういう生き物になりたいと思ってたけど?
そう思うものばかりだったんです。

なんだ、もうすでになりたい自分になっていたんだ。
なのに、自作自演で悲劇のヒロインを演じて
私には何もないんです~って
言ってただけなんだなと思って。
いやん、恥ずかしすぎる・・・。

そんな気づきが誕生日の日にいただけるなんて
感謝で胸がいっぱいになりました。
素敵なギフトを本当に本当にありがとうございます。

これからの時代も引き算的要素が強くなる

やすらぎの里は、まさに引き算的。
(詳細はまた帰宅してから、ゆるりと書こうと思います)
ここ数年、巷でもセッションでも話題によく出るのが
お片付けとか断捨離とかミニマリズムとか。それも引き算的。
そもそも日本(和の文化?)も引き算的ですね。

引き算的なものがすごく注目されている気がします。
新しいものではなくって、元からあったもの。
どちらかというと、本来の姿に還る。
そんな印象があります。

私がすでになりたい自分になっていたように
たぶん、多くの方にとっても
ないと思っているものが、すでに「ある」のではないかと。
願いがすでに叶っている世界があるのではないかと感じています。

足し算的要素に傾き過ぎたから
これからは引き算的要素に向かっていくんだと思います。
時代の変わり目を生きているので
季節の変わり目みたいに
体調を崩したりする方も多いですね。
あたたかくお過ごしくださいね。

今まで絶対に選ばなかったことを選ぶ方も多いです。
今まで絶対に選ばなかったっていうのは
それは絶対にやっちゃダメ!って
思い込んでいたことなはずです。
でも、もう、昔のようには生きられない・・
だからこその選択。
あなたの選択を応援しています!

すごく長く書いちゃいましたが
日曜日の入所説明会で浮かんだ、自分への問い。
40代最後の1年はどう生きよう。
50代ってどう生きていこう。は
40代最後の1年は足し算期最後であることを意識する
そして50代は引き算期であることを意識する

そんな答えが出ました。

せっかくやすらぎの里に来たんだから
パソコン作業は短めにと思っていたのですが
これだけはどうしても書きたくって
お部屋のテーブルを窓側に向けて
だぁーっと書きました。
読みにくいところがあったらすみません。

私はこれからこの作業の疲れをとるためかのように予約している
脳疲労リリースヘッドという施術を
受けてきます。
疲れちゃうほど頑張ってきた49年間に感謝して。

お部屋からの風景。外が明るすぎてうまく撮れず・・
パソコンを置いてるテーブルは違う場所にあるのですが、海を見ながら書きたくって移動しました

読んでくださりありがとうございます! 応援よろしくお願いいたします☆