『ねこふんじゃった』でピアノが売れた!
私がピアノ販売の仕事をしていた頃の話です🎶
その会社では、卸部門、電子楽器部門、そして楽器店の直営店で働かせてもらっていました♪
卸部門では、小さな楽器店さんが開催されるピアノ販売会のお手伝いをさせてもらったり、電子楽器部門では色々な電気店のピアノ売場(電子ピアノ)で商品説明やデモ演奏などしながら、自社のメーカーをさりげなく勧めたりしていました( *´艸)♪
なぜか私は、お客様から声をかけられることが多くて、売場に立っているだけで、「これください」と勤務初日で30万円近い電子ピアノを販売し、それからもそんな風に私の力ではなく勝手に売れていくことが続いていました♪
私からすれば勝手に売れていくというだけで、私が何かを説明したりデモ演奏したりしなくても売れたので、不思議で仕方なかったですが、
電気店の従業員さん達も正直驚いていて、「きっと何か売ろうとする気配(オーラ)が無いのが逆に良いんじゃないか」と推測されたりしていました🎶
確かに自分から誰かにガンガン声をかけるのも苦手だし、まだ商品のことをちゃんと説明する自信もなかったし、
とにかく自分がそこにある電子ピアノを見て触って使い方を確めたり、どんな音が出るのか試して弾いてみたり(自由に弾いて良かったので)半分練習?半分遊び?みたいな感覚で社会人になりたての私は働かせてもらっていました(*^^*)♪
販売(営業)の仕事はどれだけピアノを売ったかで評価されるので、気がつけば電子楽器部門ではその地域で1位とかの売り上げだったみたいで、
会社の直営店でも働いてほしいと言ってもらえるようになりました♪
いつもほとんど土日に販売のお手伝いをしていたのが(平日は事務所で事務仕事)これから毎日販売の仕事をさせてもらえる!と、すっかり販売が面白くなっていた私はピアノ講師になる夢を忘れているかのように働きました♪
今まではお客様の多い土日、それが普段の平日の楽器店(ピアノショールーム)のお客様の数の違いはあきらかで、
何も売れないどころか、お客様が来ない!事務仕事ばかりで毎日眠い!
そんな感じでガッカリしながら働いていました(^o^;)
それでも土日とかには他の営業の方がお客様を連れて来られたり、新しいお客様が来店することもあり、忙しい時もありました🎶
ある日、小学生くらいの女の子と、お父さんが来店され、「まだ買わないけど、とりあえず、見に来ただけ」と言われました♪
店長が一生懸命に接客していたので、今回は私の出る幕は無いなぁと遠くから眺めていました♪
案の定、見に来ただけ~という感じで、ではまた今度考えてから来ます~と出口に向かわれたお客様、
出入口付近にも電子ピアノなどを展示していたので、これは色んな音が出ますよ~と、音色を変えながら「ねこふんじゃった」を私が弾きました♪
すると、女の子のお父さんの目の色が変わって、「このピアノを買ったら私の娘もそれが弾けるようになりますか?」と聞いてこられました!
えっ!もちろん練習すれば弾けるようになると思います♪練習をするにはピアノが家にあるほうがいいですよね(*^^*)
と、私が答えると、
お父さんは「じゃあピアノ買います!」
あ、ありがとうございますm(_ _)m
(ねこふんじゃったでピアノが売れた!)
『私はピアノを教えることでピアノを広めていくよりも、ピアノを売ることでピアノを弾く人が増えてピアノを広めていけるんじゃないか!ピアノ販売は私の天職なのかも?!』と、思ったりした、そんな懐かしい販売時代の思い出でした~🎶
最後まで読んでくださりありがとうございます(*^-^*)♪
そんな私が「ねこふんじゃった」を弾いている動画もありますので、もし良かったら観てください♪
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