「ケシの実」の知らない世界
みなさん、お元気ですか?
和田萬 和田武大です。
今日は、ケシの実の話をしようと思います。
みなさんは、ケシの実というと、どんなイメージを浮かべますか?
・あんぱんに載っている。
・和菓子にひっついている
・七味に入っている
みたいなイメージですかね。
また、ケシの実から取れる成分が、モルヒネや麻薬に使われることから、
栽培が厳しく規制されていますのも有名です。
和田萬では、このケシの実を加熱殺菌して販売をしています。
年間に何十トンも加熱殺菌するので、結構すごい量を販売しているでしょう!
それで、調べてみたのですが、
ウィキペディアには、
明治の半ば、大阪府の農民二反長音蔵がケシ栽培を政府に建白。
地元の大阪府三島郡で大規模生産に乗り出すとともに、品種改良に尽力し、モルヒネ含有量が既存種の数倍に達する一貫種と呼ばれる優良品種を作出した。
(中略)
1935年頃には全国作付けが100haに達し、5月の開花期には広大なケシ畑に雪白の花が広がり、非常な壮観を呈した。当時のアヘン年間生産量は15tに達し、全国産額の50%は和歌山県有田郡で、40%が大阪府三島郡がそれぞれ占めた。
とあります。我々の地元大阪は、明治から昭和にかけてケシの実の大産地だったのですねー。
知らなかった。
あまりみなさんにはなじみのない食材かもしれませんが、
このケシの実は、上品な甘みとまったりとしたコクがあって、
すごくおいしいのです。
ケシの実を軽く煎って、料理にふりかけたりしたら、
ごまとは違う上品な香りと味わいがあって、
おもしろい一皿ができます。
ペーストにしても、おいしいですよ。
また、ドイツでは白いケシではなく青いケシの実がとっても人気。
ドイツパンには欠かせない食材で、
日本人ならごまのイメージぐらい、ドイツ人にとってはなじみのある食材なんです。
ケシに興味を持たれた方、ぜひ一度、お問い合わせください。
もっと面白い”ケシワールド” ご説明いたします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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