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<書評>黒尾 誠「腎臓が寿命を決める」(幻冬舎)


「45歳以上の1/4は、すでに危険な状態。」という帯がついています。
どっきりとする言葉です。

自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢以外研究部教授。腎臓とリンの関係から老化の仕組みを解明する研究を続けている黒尾 誠さんが書いています。

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以下の5章からなっています。

第1章 腎臓が寿命を決めていた
第2章 リンが老化を加速する
第3章 慢性腎臓病はリンが原因の早老症である
第4章 若々しく長生きするために、いまわたしたちにできること
第5章 見えてきた老化を防ぐメカニズム

リンは老化加速物質です。リンを必要以上に摂っていれば、リンを排泄する腎臓に負担がかかり、腎機能がより早く衰えてしまうこと。
有機リン、無機リン、吸収率の説明など、わかりやすく書かれています。

「食品添加物が多そうなものはなるべく食べない」そのための12の心得もあります。

最後に、「動くこと」「食べること」ことが、やはりシンプルに大切だということが書いてあります。
その理由も納得で、ぜひ、読んでいただきたい書籍です。

この本を読んでから、約1年程度ですが、12の心得をできる範囲で実践しました。私の腎機能数値が改善しました。驚きです!!
皆さまも、自分の腎臓機能をチェックして、ケアをしてあげてください。



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