以前noteにも書いたのですが、9月から地元桶川の和太鼓会の体験に参加させてもらうようになり、そのまま仲間に入れてもらえることになりました。
10月には会の40周年イベントもあり、新人なのにこれにも出させて頂けることに。
諸先輩方は超ベテランで、素晴らしいパフォーマンスをされる方ばかり。
ここに、ご厚意だけで1ヶ月そこらのぺーぺーを加えて頂けるということになり、悪目立ちの悲劇だけは避けたいと、必死こいて曲を覚えたりしていました。
そんなこんなでnoteの更新も長らくお休みしていました。
その40周年記念コンサートがこの前の週末にありました。
当日は母や、中学校教員時代にお世話になった元教え子ちゃんとそのお母さままで来てくださり、大変心温まる時間となりました。
教え子ちゃん親子さんが「元気が出た」と言ってくれたり、和太鼓歴の長い母が私の太鼓スタートを非常に喜んでくれたのはとても良かったです。
また、舞台袖から見た先輩たちの演奏する姿がかっこよくて。
思わず鳥肌が立ったあの瞬間の感覚は、ずっと忘れないと思います。
和太鼓の会に入って、短期間でも自分の心にも変化がありました。
そして何より人との出会いです。
会の皆さんは演奏スキルにおいてはもちろんのこと、人としても「自分もこんなふうになれたら」と心から思える方々ばかりで、すごく刺激をもらっています。
そうだな、職員室みたいでとても楽しい。
いろんな年齢の先輩がいて、それぞれがご自身の道のプロフェッショナルで、専門の話を振ると目をキラキラさせながら丁寧に語ってくれる感じ。
もともとは、「そろそろ地域づくりの参画側になりたい」とか「子ども達が帰ってきたくなる地元づくりがしたい」などと考え、その一環として飛び込んでみた和太鼓会でしたが、当初期待していた以上の学びがあり、勇気を出してドアを叩いてみて、本当に良かったなぁと思っています。
ところで和太鼓とチアリーディングってちょっと似ているところがあると思う。
全体の調和を大切にすること。
みんなで一つのものを作り上げるために、それぞれが”全体の一部”として自分の役割を地道に果たすこと。
チアリーダーって自己主張の塊みたいな人間が多いと思われがちだけど、案外その逆なんですよね。
自分よりみんな。
自己主張より全体の調和。
チアと和太鼓の、こういうところが自分には合っているなぁと思います。「自分らしさをアぴれ!」とか言われると困っちゃうし、教育でも流行っている「個の尊重」とか、それってそんなに必要か?とか正直思っちゃうほうで。
教育の仕事においても、私が関わる子ども達には「みんなの利益」「みんなの幸せ」を考えられる視野の広い人に成長してもらいたいなぁと思いながら活動しています。
自己犠牲的に聞こえるかもしれないけれど、こういう考え方ができる人のほうが結局本人も幸せになれると思うんです。
というわけで、わたなべの近況報告でした。
フリースクールのナリワイのほうも、今後ちょっと動きがありそうです。
そのお話はまた今度。
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