【コラム】おうちフリースクール再始動を決めた経緯
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ここで一度、私がおうちフリースクール再始動を決めた経緯について記録しておこうと思います。
▽2022.3 おうちフリースクールでぃありす休業へ
▼当初は10年程度の休業を予定
私は自分のおうちフリースクールを2019年4月に開業し、3年後の2022年3月で出産準備のための休業に入りました。
休業当初の時点では具体的なスクール再開の見通しはまったく立てておらず、「子どもが小学校3年生に上がる頃、余裕が出て来ていたら再開しようかな」などと、ふんわりと考えていました。
子どもが小さいうちは子どもの体調不良などのリスクがあるので、自分が事業主という立場でキャリアを再スタートさせることは難しいと考えていました。
自分の子が幼稚園に上がるくらいからパートで働きに出て、自分のスクールを開けるのは早くても子どもの小学校入学後からかなと見通しを立てていました。
▽妊娠中と産後2年間
▼近隣のフリースクールのお手伝いパートをスタート
自分のおうちフリースクールの休業スタートから産後2年間は、近隣のフリースクール運営者さんからお声がけ頂いて、週1回程度、その方のスクールの学習支援のお手伝いパートに出ていました。
私の運営しているおうちフリースクールよりも、教室の広さも生徒さんの人数も2倍ほど大きく、いろいろと勉強になることばかりでした。
妊娠8か月に入る前くらいから早めのお休みを頂いて(真夏だったからしんどくて笑)、産後は半年くらいからまた復帰させて頂きました。
▽スクール再開予定が早まった理由
そんな中、10年のお休み予定が大幅に短縮され、2年で再開する意向が固まった理由はいくつかあります。
まず、何か役割をこなしていていないと落ち着かない私は、基礎疾患として重篤なワーカホリックを長年患っているというのが基本にあります。
かといって小さな子供を家族に預けて働けるのは平日1日+土日祝のみ。
しかしとにかくバイトが受からないんだこれが！
もうこんなに雇ってもらえないなら自分で始めたほうが早いじゃん∵と盛大に開き直ったのがスタート。
ここで一気に再開へのハードルが下がります。
▼最大のきっかけをくれたのは支援で関わった中学生
中でもスクール再開に踏み切る一番大きなきっかけをくれたのは、学習支援で関わらせてくれた子ども達だったように思います。
この2年間で複数名の中学3年生の進路支援に携わったのですけれど、そのうちの何人かは、中学校卒業後の進路として県公立高校を志望したり、「高校入学後は勉強を頑張りたい」って話していたんです。
今後外の世界でこういう子に出会ったときに、支援者としては当然、限られた時間の中でできる限りの力をつけさせてあげたいと思うのですが、残念ながら”ただのおばさん”の立場ですと、それ以上のお節介を焼くことができません。
一方で、同じオバサンでも”フリースクール運営者のオバサン”であれば、「良かったらうちに勉強しに来なよ」と気軽に言ってあげられる。
自分の”ハコ”がないが故に声掛けができなかった経験が、早期スクール再開に踏み切った理由のひとつです。
産後後遺症といったら大げさかもしれませんが、私は子どもを産んでからしばらくの間、すごく頭の働きが悪くなってしまった時期があって。
「フリースクール運営なんて、あんな仕事私にはもうできない」とすんごい後ろ向きになっていた時期もあったのですが、週1回子ども達とふれ合う時間があったおかげで、徐々に「スクール、もう1回やれそうだ」と思えるようになりました。
▽スクール再開まで5ヵ月 最近の過ごし方
再始動を決めたら、あとは準備を進めるのみ！
今までは海外ドラマ視聴で溶かしていた子どもの昼寝中の貴重な時間を、最近はスクール再始動準備に当てています。
▼教室整備
新しい教室は、リビングではなく、8畳の子ども部屋に設定する予定。
本当はリビングで広々やりたいんだけど、リビングはとにかく片付かない！
片づけた瞬間からモノが放り出される無限ループ‼(誰の仕業とはあえて母ちゃん言わないよ…)。
教室のインテリアを考えるのって、本当に楽しい～♪
飾りたい絵がいくつかあるので、どの絵をどう配置するか考えるのが最近のワクワクです。
それから、新しい教室には部屋の名前をつけたいなと思っています。
吊り下げ式の表札なんかもDIYでつくる予定。
かわいくしたい！
▼もっぱら脳トレ
目標は中学校数学3年分の解き直しの完了。
ボケ防止に漢検2級もがんばる。
英語もちょっとリハビリしないとまずいかも…。
リスニングは海外ドラマで怠惰に鍛えてたから大丈夫だと思い込む。
あとは最近TOEICに飽きてきたので、気分転換に洋書翻訳を始めています。
【関連記事】
▼せっかく取った保育士資格を生かしてみる
≪≪速報≫≫ 落ち続けてきたバイト、ここにきて突然決まる。
noteでも散々喚き散らしてきました通り、わたくし産後のヒマが高じて今年7月に保育士の資格を取得しまして。
折角だから資格を生かして働いてみたいとあちこちパートの応募をしては落とされ続けてきたのですが、フリースクール再開を決めるとほぼ同時に「人が足りないから来てほしい」とご縁を頂きました。
止まっていたアレコレが動き出すタイミングって、一斉だったりするものですね。
こんなぺーぺーを週1回程度で使って下さるというのは願ってもないお声がけでしたので、ぜひぜひとお話を受けることにいたしました。
私の主たる支援対象は中学生ですが、中学生の彼らの育ちの過程を知るという意味でも幼児期の支援に携わるというのは大変貴重な機会です。
何より小さい子と過ごす時間、本当にしあわせ…
一生懸命頑張りたいと思います。
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