②スクールのHPをInstagramにお引越し【続・おうちフリースクールのはじめ方】
【続・おうちフリースクールのはじめ方】
このマガジンでは、私がおうちフリースクールを再始動するまでの歩みを記録していきます。
▽スクールHPをInstagramへ引っ越し
おうちフリースクールでぃありすの再始動に向けて最初におこなったことは、オンライン情報の整理作業でした。
▼愛用していたamebaowndの仕様変更
オンライン引っ越しのきっかけは、かねてから「おうちフリースクールでぃありす」のHPとして愛用していたamebaowndの仕様変更でした。
私はこれまでamebaowndのHP作成ツールの無料プランを使ってHPを運営していましたが、amebaowndさん側の都合により、2024年の4月から無料プランで使える機能が大幅に縮小されることに。
縮小された機能は大きく3つほどあったのですが、中でも一番痛かったのは、表示できるページが10ページから3ページに大縮小されてしまったこと。
どういうことかというと
1.トップページ
2.スクール案内
3.スタッフ紹介
以上!終わり!ということです。
私の場合、上記の他に「4.生徒さんの声」とか、全国で頑張っている他のスクールさんを紹介する「5.あなたのまちのフリースクール」などといったページも公開していたのですが、これらも4月でバッサリカットされるというなかなかエグイ変更内容でした。
かといって、その当時はHPを整理する元気もなければ、Amebaに月額をお支払いしてプレミアムプランに移行するほどでもないよなぁという気分で。
そのまま1年ほど、宙ぶらりんのHPを放置しておりました。
▼スクールの再開 ~HPの存在意義を改めて考える~
そんな中で急遽決断したおうちフリースクールの再開。
ぶち当たったのはオンラインでの情報公開方法をどうするか問題でした。
ここで私は改めて、「オンラインで何を発信したいのか」についてじっくり考えてみました。
▼開かれた情報発信がしたいならHP
2019年に私が初めておうちフリースクールを立ち上げた際、私が自分のHPに期待した効果は「看板の役割」と「信頼獲得」でした。
おうちフリースクールという形態上、自宅にデカデカと「フリースクール!」と掲げることに抵抗があった私は、「代わりにオンライン上にスクールの看板を立てよう」という思いで、amebaowndで簡単なHPを作成しました。
また、近隣の中学校の先生方や教育委員会の方々、他様々な機関と連携する中で、HPがあったほうが皆さまからの信頼が得られやすいだろうなと考えました。
実際、ちょっと苦労してHPを作成してみたことで、その後の仕事の幅がグンと広がりました。
生徒さんや保護者の方にすぐにスクールを認知してもらえましたし、マスメディアの方からお声がけ頂くことにもつながりました。
※マスメディア関係の方の窓口としては、noteのほうが大きかったかもしれませんが。
▼小さくひっそりやりたくなってInstagramに引っ越しを決定
一方、初めてのスクール立上げから5年。
スクールの再開は決定したものの、支援者としての私の心境には、5年前とは少し変化がありました。
この5年間を振り返りますと、教員をしていた頃と比べていろんなお仕事を頂くようになりました。
子ども達とテーブルを囲むひっそりとしたイトナミから、新聞や教育関係誌、報道番組からの取材といった、ちょっと声を大きくしなくちゃいけないお仕事まで。
また、同業の方々のスクールの様子を見せて頂ける機会にも多く恵まれました。
各方面で修行させてもらった末のスクール再開。
さて、私が今一番やりたいことは何かなと考えたところ、出てきた答えは「小さな教室で、昔みたいに子ども達との深い学びに専念したい」でした。
ナリワイはなるべく小さく。
教室も今までどおり小さくひっそりと。
何よりも教育の中身をしっかり。
そういうわけで、今回の再始動においてもあえて広く宣伝はせず、ひっそりと”いつの間にか”スタートを切ろうという野望があります。
ぶっちゃけると、生徒さんも定員マックス募集したいという気も全然なくて…笑
例えば、友達から「スクールやってる?」と聞かれたときや、スクール運営仲間の方に「ちょっと勉強見てほしい子がいる」と言われたときに「うちにおいでよ」とスムーズに招き入れられるように、というだけの理由で各方面再整備をしているというのが正直なところ。
喧騒から離れて、小さく、深く学べる場所を、また子ども達と一緒にイチから作りたいなぁと思っています。
よく「スクール拡張すればいいのに」といろんな方から言われて、そういうことを想像してみたこともありますが、私の場合はまったくワクワクできなかったんですね。
直に子どもと学ぶ時間が減っちゃうし、人様に指示を出して動いてもらうという立場で働くのが、未だに苦手なので。
自分のやりたい事をこれからも守っていくためには、私のスクールは大きくなくていいし、立派でなくていい。
私自身も、スクール運営を通してエラい人になりたいというのもない。
これからもずっと、ちょっとだけ地域の役に立つただの主婦でいたい。
そのためには、スクールも仕事の幅もほどほどに小さいのがいい、それが私の今の答えです。
あとは、書く仕事を今後も細々と続けられれば幸せかな。
さてさて、そんな理由から、今後の情報発信はInstagramから始めてみることにしました。
スクールの存在を広く知らせるためというよりも、「わたなべさんとこのスクールって何やってるの?」と聞かれたときに「こんな感じよ」と参考にしてもらうための、言わば”身内向け”ツールとしてインスタグラムが最適かなと判断しました。
▽Instagramに引っ越して1週間
さて、そんな内向きの理由で始めてみたInstagramアカウントが開設から1週間経過しようとしています。
Instagramアカウントに移行して一番よかったことは、他のスクールさんのご活躍がたくさん見られるところ!
「おうちフリースクールのはじめ方オンライン相談」をご利用くださった先生方のスクールのその後や、近隣で関わりのあるスクールさんの現在が見られるのは本当心が躍ります。
また、他のスクールさんが発信してくれた内容を私が改めてシェアしたりできるのも便利ですね。
今のところ、Instagramへのお引越しは大成功だったように思います。
今後気づいたことがあればまたnoteに記録したいと思います。
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