まさかYoutuberにはまる日が来るとは
アラサーくらいだとYoutuber嫌悪の人が多いように感じる。私もそれに漏れずずっと食わず嫌いだった。スライムを風呂いっぱいにためるとか、スクランブル交差点にベッド置いてみるとか、なんなのアホなの。それを見る人も作る人もかなりレベルが低いのではと思っていた。
そんな私が今ではyoutubeの登録チャンネル欄には好きなyoutuberの動画が並び、毎日の配信時間を楽しみにして、生配信があれば自宅待機、または会社の帰り道の電車の中で食い入るようにyoutubeを開くようになっている。
きっかけは何かというと東洋経済の以下の記事からだった。
https://toyokeizai.net/articles/-/354931
映像系の職業についている者として、映像系の記事は日課的に探している中で出会ったのがこの記事だった。ちょっと前から、動画制作も商品やサービスのイメージを伝える「プロモーションCM」よりもyoutuberに宣伝してもらった方が効果があるということをよくクライアントからも聞くようになっていて、youtuberの企業案件は無視できないし、仕事を映像制作会社は取られているなーと思ってはいた。
この記事にもあるように、youtuberのヒカルと靴通販サイト「LOCONDO.jp」とのコラボによるオリジナルスニーカーが、販売すると1週間で約6億も売れてしまったとのこと。このコロナの時期に、これだけ短期間で靴を売り上げているのは業界的にもかなりすごい数字とのことだった。そんな結果が出たyoutube動画、見ないわけには行かないと勉強がてら、1本目から見てみた。
この動画を見てみて、まず一般人に毛が生えた程度、という認識だったyoutuberがめちゃくちゃ優秀な営業マンであることに驚いた。企業案件として決まっていたこともあったのかもしれないが、ロコンドの社長や、今はテレビには出られていないがテレビで一線で活躍していた宮迫がタジタジになるほどのトーク力、交渉力、強引さ。少し営業をしたことがある者としては、尊敬せずにはいられなかった。
その後に投稿された動画では、売り上げの進捗や、新商品の開発、テレビCM制作の過程、テレビCMをyoutubeライブでファンと一緒に見る生配信など、大成功ストーリーが綴られており、ヒカル、ロコンド社長、宮迫も想像以上の結果や、新しい挑戦にいつもワクワクドキドキしている臨場感も伝わってきて、「プロフェッショナル仕事の流儀」や、「カンブリア宮殿」などのお仕事ドキュメンタリーをリアルタイムで楽しめるような動画がたくさん作られていた。
このコラボ案件以外にも、ヒカルも宮迫もそれぞれyoutubeチャンネルで毎日配信を行っており、一度炎上してしまったものの、それでも諦めず日本一になりたいというヒカル、テレビに出られなくなったが、再起を狙って50才ながらも必死にyoutuberとして地位を作ろうとする宮迫という登場人物自体にもドラマがあり、すっかりそれぞれのファンになってしまった。一度失敗した人がまた再起を願って毎日頑張っている様子や、どんどん成功を積み重ねていくことを見ることができるのは、単純に毎日ポジティブな気分になれて、自分も頑張ろうと思える。
、、、とそんな訳ですっかり毎日19:00以降の2人の配信を楽しみにしており、最近では横の広がりで他のyoutuberの動画も漁るように。今更ながら、youtube面白い。ハマってしまった。そんな熱い思いをシェアしたくてつらつらと書きました。