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4畑[ダイコンノコト]

今、自分で育てているダイコンノコトを。

まずは大根くんのプロフィール

科名:アブラナ科大根属
由来:「大きな根」の意味で「おほね」(現代では「おおね」)と呼び、「大根」の字を当てていたものがいつしか音読みされて「だいこん」となった。
開花:3〜5月
花言葉:「潔白」「適応力」
備考:七草では「すずしろ」と呼ばれる

東京から徳島に来て、産直や道の駅に行くことが多々あるが自分の知らない品種だらけで
「おでん大根」
「阿波晩成大根」
など。
日本では、白、赤、緑など様々な色のものもあり200種類以上の大根のがある。
そんなに種類があるの!?と驚きを隠せない。
みなさん、全て言える人がいたら聞いてみたいくらいです。

そんな自分は今、「おでん大根」を育てている。無農薬で育てているのですがこれがうまい。甘さ、水分量が良い。自分で育てた補正がついているのかも知れないがうますぎる。

まだまだ小さいおでん大根。
待ちきれなくて収穫しちゃったー


そもそも大根って薬草とも使われてたりするんですよね。消化酵素を含有することから血栓防止や解毒作用として。
大根の部分(白いところ)はヒドラドペクチン、アデニン、ヒスジニン、アルギニンを含んでいる。簡単に言うと「疲労感を回復する」効果などがある。
葉っぱの部分はシスチン、アルギニン、リジン、精油など。「免疫向上、解毒作用」など。
アミラネーゼやオキサターゼの酵素がある。
アミラネーゼは、米などのデンプンを分解して胸焼けや胃もたれを解消する。
オキシターゼは、焼き魚のコゲに含まれる発ガン性部質を解毒するとされている。

ふむふむ。
和食で使われている「つま」や「大根おろし」は、ちゃんと理由があるんだなということに気づく。確かにこれらのことを「薬味」って言いますよね。万が一お腹を壊さないように「薬」を添えて食べるのか。なるほど食って奥深いですな。昔の人は良く考えて作ったものです。すごい。


さて、それを踏まえて大根の美味しい食べ方は

・大根のクリームピッツァ
・大根おろしとイカの塩辛パスタ

です。

ピッツァは、大根と葉っぱを塩とニンニクをいれて煮たものをピッツァ生地にクリームかけて、大根とモッツァレラチーズ乗せて焼くだけ。これかなりうまいですよ。

ストーリーのアーカイブより。
ビアンカ=白
シンプルってやっぱりうまいと感じた一品。


パスタは、茹でたパスタとイカの塩辛を混ぜて、オリーブオイルをかける。最後に大根おろしを乗せても混ぜても良い。それだけ。

意外と大根ってイタリア料理にも合うんですよ。ぜひ、お試しあれ。


今回はこんな感じで。
もっと歴史とか書きたい気持ちもあるけどどうしようか。
長くなるけどそれはそれでいいか。
なんか回数を重ねるごとに楽しくなってきました。
本当に自分は野菜のこと何も知らないなと反省するばかり。
ただ、食べてるだけではなくその野菜のストーリーを知ることが料理人として、いや1人の人間として大事なことなんじゃないかな。

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