山口百恵と宇崎竜童X阿木燿子
僕の中高生時代のアイドルは百恵ちゃんでした。
アルバムは「17歳のテーマ」以降はすべて持っていて、百恵伝説というCDボックスもあります(笑)。
中でも宇崎竜童X阿木燿子と組んだ曲がお気に入り。その中からいくつかピックアップ!
木漏れ日
「17歳のテーマ」から。「愛に走って」という曲がヒットした頃のアルバムですね。このアルバムから宇崎竜童X阿木燿子とタッグを組み始めます。
自転車の上の彼
「横須賀ストーリー」という名盤に収録された曲。このアルバムから宇崎夫妻色がどんどん濃くなります。このアルバムは、ハズレが少なくお気に入りのひとつです。
モノトーンの肖像画
続く「パールカラーにゆれて」というアルバムに収録されています。「横須賀」がヒットした後のアルバムですが、いったん宇崎夫妻の色が薄くなります。この曲は、宇崎夫妻の作った百恵ナンバーの中でも異色のテイストがあり、マニアの中では非常に人気のある名曲です。
歌い継がれていく歌のように
次に発表されたアルバム「百恵白書」は全曲宇崎竜童、阿木燿子コンビで作られたもので、タイトル通り山口百恵という歌手の人生を描写した構成になっています。この歌は引退曲である「さようならの向こう側」に通じるテイストがあります。
曼珠沙華
アルバム「曼珠沙華」から。この時期は、谷村新司やさだまさしなどからの提供曲も多く、宇崎夫妻色一辺倒だった時期から変わっています。しかし、どのアルバムにも必ず夫妻の曲が一曲は入っています。「曼珠沙華」はシングルでヒットしたので有名ですね。
喪服さがし
「LAブルー」に収録された軽快な曲。このアルバムもLAで録音されており、ロック色が強くなってきます。OPの「Get Free」(来生たかお)も良いし、歌謡曲というジャンルが当てはまらなくなってきていますね。
ロックンロールウィドウ
僕が一番好きなナンバーで、バンドでもやったくらい(笑)。いくつかバージョンがあります。「メビウスゲーム」というアルバムのオープニングナンバー。
さようならの向こう側
有名な曲ですが、これと谷村新司の「This is my trial」が引退曲と言って良いでしょう。どちらも素晴らしい曲です。貼ったのはライブ盤ですが、スタジオ盤は「不死鳥伝説」(宇崎夫妻によるミュージカルのようなもの)というアルバムに収録されています。同時に引退アルバムとして作成された「This is my trial」がリリースされており、そちらは様々なアーティストが曲を提供しています。これほど、引退路線をきっちりスケジュールして、有名なアーティストから曲の提供を受けて最後を飾った歌手はなかなかいないと思います。早すぎると言われましたが、驚異的なペースでアルバムを作っているのでほとんど寝る時間はなかっただろうと思われますし、良い歌手生活を送れたんじゃないかなと僕は思っています。
今日は山口百恵特集でした。