マイナンバーカードの暗証リセットに行って感じたこと～絶対落としてはいけない！

　昨日は猛暑の中、マイナンバーカードの暗証リセットのため区役所に行ってきました。わたしのカードは4桁の暗証番号を5回間違えてしまってロックされたまま昨年から放置してあったのですが、おかげで今年の確定申告は手書きになり、メルカリの本人確認もできずあまりに不便なので、比較的体調の良かった昨日思い切ってリセットに行ってきたわけです。
　猛暑のせいか役所はガラガラ。すくに呼んでくれてリセットの手続きはいたって簡単。カード見せて、紙に新しい番号を書いて、機械に打ち込むだけ。
　え？それだけ？本人確認はどこいった？
　元々金融系セキュリティ部門にいた人間としては驚くどころか呆れました。紙に書いたのは、氏名と生年月日だけ。カードさえ持っていれば、誰でも書ける。確かに写真で確認できるけど似た人はいくらでもいるし双子ならどうするの？
　数年前に銀行でキャッシュカードを紛失して再発行してもらうときは、かなり面倒な本人確認させられましたよ。色々書類を書かされて筆跡が違うとまで言われて（ちょっとムカっときましたけど）、まあしかしそれくらい慎重なのですよ、銀行は。それに比べて役所のこのずさんさはなんでしょうか。マイナンバーカードですよ？銀行口座も紐付けして、保険証廃止して、こいつで一元管理するのでしょう？その重要性はキャッシュカードどころじゃないですね。
　わたしは念のために運転免許証や保険証、実印その他色々持って行きましたけど一切使わずに済みました。いわゆる顔パスでオーケーのようです（笑）。いや笑い事じゃないですけどね。

　おかげで使えるようになりましたが、一言言わせてもらいます。

　マイナンバーカードは絶対に落としてはいけない！

　わたしはスマホはwifiだけで読書やカメラ代わりにしか使わないので、持ち歩きません。電話はいまだにガラケーです。ですので、スマホを落とすリスクはないのですが、マイナンバーカードは保険証になるとなれば将来持ち歩くことになるでしょう。こいつを落とした時の危うさはスマホ以上ですね。わたしはデジタル化否定論者ではないですが、それも諸外国なみの高いセキュリティあっての話です。セキュリティ後進国の日本では将来必ず大きな問題が起きると思っています。
　とにかくマイナンバーカードにご注意くださいませ。

　昨日の体験から警句でした。それでは！