トラウマになる映画「暗黒街の二人」ドロン&ギャバン

Deux Hommes Dans la Ville
英語だとTwo men in the city
ギャングが出てくるわけでもないのに「暗黒」は要らないのだが。

この映画は子供の頃に見てトラウマになった。
出所して更生する機会をことごとく潰す警察側。
主人公に情状酌量の余地が多分にあるのに、聞き入れられず、最後の断頭台のシーンまでしっかり映すという余りにも残酷な結末。
まったく救いがない映画。
それゆえに名画だと思うが、幼い心に傷がついた。
権力の横暴によってここまでやるのかという思いが芽生えた。
名作ってそういうものだと思う。

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