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マンガでさくっと身につけられる『お金に困らない』方法とは?

あんじゅ先生の新著を購入しました。

すでに『つみたてNISA』を利用している自分にとってはある程度はわかる話なのかと思いましたが、改めてその良さを知ったり、投資やお金に対する知識をさくっと身につけられる良い本だと思ったので、こちらで紹介します。

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身近な老後2,000万円問題から切り込み貯金の話題へ

もう一人の著者、税理士の大河内先生(マンガの登場人物でもあります)。
この老後2,000万円問題に切り込んでいます。改めて、ロジックから噛み砕いて、この2,000万円問題がどういうものかを説明しています。

そして貯金の危険性についても語られています。
ボクはなんとなく貯金は投資より増えない、というイメージでいました。
しかし、この本ではインフレから円の価値が下がるという具体的なイメージで「貯金」にリスクがあることを説明しています。
ここで、ボクの貯金に対する知識は「なんとなく」から「具体的に」アップデートされたのでした。

高額療養費制度

第2章では「税金と保険」がテーマ。
その中でも取り上げられている高額療養費制度はスゴイ。
ということはボクも実際に手術を受けたものとして、この制度の恩恵に預かっていました。

手術に300万円ぐらいかかるって明細があるのに、実際に負担してのはわずか数万円なんですよ、ということが起きるのが高額療養費制度。
※なお、ボクの場合は健康保険組合独自の補助制度もあり、最終的に2万円しか負担していない

3割負担だけじゃない健康保険の凄さは、覚えておきたい所です。

利回りの相場を覚えておく

これは投資詐欺に遭わないための知識でもあるのですが、利回りの相場を覚えておくことで、怪しい利回りの儲け話などを見抜きやすくなります。
また、投資詐欺の「ポンジスキーム」について具体的に紹介されています。
カモにならないためにも、そういったものがあるということは知っておいたほうが良いです。


その他、リボ払い地獄の話やiDeCoやつみたてNISAの具体的なはじめ方についても触れられており、「あ、自分投資していない、ヤバイ」という方には、わかりやすい入門書とも言えそうです。
年金保険のおさらいから、つみたてNISAやiDeCoまで。お金に関することにサクッとマンガで理解してしまうなら、この本がオススメです。

この本を読んだおかげで、前著のこの本も気になり始めました。次はこれを読むか。



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脇村 隆(wackey)
読んでくださり、ありがとうございます。