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マイクロプラスチック発生にSTOP!! 環境に配慮された"土にかえる”ECO TAWASHi Daily lifeにEco Plus
マイクロプラスチック
最近ではよく耳にするようになったこの言葉
発生原因の代名詞として
ペットボトル
レジ袋
ストロー
などが挙げられます。
これらはすべて石油由来の合成繊維から排出されます。
私が専門としている繊維製品に関しても現在、その60%以上が石油由来の合繊繊維が使用されています。
もう少し日々の生活に着目してみると食器洗いなどに使われるたわしこの多くも合成繊維が使われています。
つまり洗いものをするたびに台所を通して、マイクロプラスチックが排出されている訳です。
ECOたわしと言えば、
アクリルたわしを連想される方も多いかと思います。
合繊洗剤や化学洗剤を使わず、汚れが落とせる点ではECOかもしれません。
しかし
アクリルたわし!ってホントにエコなの?
そんな素朴な疑問から毎日の生活に欠かせないアクションの中により環境負荷のかからない素材とは何か?
そしてそれらの素材を使って生産することで、フェアトレードに繋がるアクションを起こせるものは何か?その結果、行き着いたのはジュートと言う素材です。
ジュートは黄麻(コウマ)の一種で、主にバングラデシュとインドで栽培。以下のような特徴があると言われています。
◎地球温暖化を抑制する働きがある光合成が旺盛で、二酸化炭素の吸収量が普通の木と比べてとても高い。
◎有害な物質を出さない加工過程においても、また焼却処分されても有害な物質を全く出さない。
◎丈夫な素材繊維が強く丈夫なので、世界各地では穀物などを入れる袋にも使われる。
引用元:PRIYO Handicrafts
そして使用後は土にかえると言うのも特徴です。
ジュートと言えば、バングラデシュ
そう私が生活していた場所
と言う事で今回バングラデシュとのフェアトレードをされている
PRIYO Handicrafts さんとの共同開発で環境に配慮された
❝土にかえる❞ ECO TAWASHiを企画致しました。
ベース部分にはジュートを!
周りを縁取る部分にはサリーをアップサイクル
*サリーはインドやバングラデシュで着られる民族衣装です。
華やかな色使いのサリーを縁取りに彩ってみました。
使われなくなったサリーを使うことで、廃棄削減にも貢献します。
注:縁取りのサリーは同じ色・柄は再利用品を使用してる為、お選び頂く事はできません。 一期一会の出会いをお楽しみ下さい。
アクリルタワシは実はエコじゃない
— Makoto Kajihara/地捨地産で地域の魅力発信 (@WAcKA0113) November 21, 2019
なんなら衣料品よりマイクロプラスチックの発生量が多いとか...
と言う事でとても地味ですが、
本当のエコタワシを作ろうと思います
来年には具体化できるかなぁーhttps://t.co/7OBjl9w7FE
実は開発を開始したのは2019年10月ごろからなのですが、かれこれ1年以上経ってしまいました。
多くの方にモニターになって頂き、形・大きさや耐久性などのテストを何度も繰り返し、ようやく多くの方にご使用頂けるレベルまで達しました。
今回のこだわりポイントは手に馴染む形状手の平にフィットし、先端の丸みが細部までの汚れに行き届きます。
*画像では洗剤を使用していますが、強烈な油汚れでなければぬるま湯で
十分に汚れが落ちます。
2021年春からいよいよ販売が開始致します。
日常に使用するアイテムを少し変えるだけで、ほんの少しだけかもしれませんが、地球環境に貢献できます。
しかしそのほんの少しの力が多くなれば、世界は大きく変わります。皆さんも世界を変える一員になりませんか?