歌詞/蛹
僕は小さな部屋に閉じ籠り
暗がりを好む生活をしてた
色のない空白の戦いは
それはまるで蛹の様だね
時には自画像を破り捨て
鏡を割っては顔に蓋をした
僕は内側に膜を張って
ここが全てだと思い込んだ
教えてよ 教えてよ
小さな僕に
名前のない感情の全てをはきだすよ
怯えてる 怯えてる
小さな僕は
決して弱いわけではないのだから
僕は小さな部屋に閉じ籠り
カーテンで張った分厚いバリケード
ひとりで立ち向かうには脆く
儚さがひとり歩きしてる
少年の頃のつたない話し
小さな手でギターも上手く弾けず
それでも僕は歌を歌う
胸の奥にある小さな部屋から
教えてよ 教えてよ
小さな僕に
名前のない感情の全てをはきだすよ
怯えてる 怯えてる
小さな僕は
決して弱いわけではないのだから
斑点の付いた羽根が生え
これから君は旅に出る
何度も毟られても
歩き出すから
飛び立つの 飛び立つの
小さな僕は
この部屋は大切な宝物
傷ついた 傷ついた
小さな僕の
胸の奥深くから癒してく