![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147727500/rectangle_large_type_2_4287305b394b9f1252fe42fb875c19cf.png?width=1200)
Photo by
kit_kato
君はミルクティー
さよなら君は
笑顔で手を振って
僕の涙を
置き去りにした後で
歌を歌ったみたいに
汚れた泣き顔と
遊んでた
古いソファーで
久しぶりだよ
胸が痛むのは
憧れだけが
まだこっちを見てる
頭を撫でながら
笑って消えた
君をまだ
追いかけている
理想郷の様な
小さな部屋の
君の面影
徐々に薄れてく
僕の物だけになった
さっぱりとした部屋
それはまるで
愛を捨てたみたい
なんでもないよ
なんでもないよ
声が枯れていくだけ
カップに入ったミルクティー
甘い君の様
浮かれてた
あの頃の様
痛むのならば
ひとくち飲めばいい
ガラス製の泣いてるうさぎが
パリンと割れるから
暖かくて
甘い
君に会えるよ
涙だけ副作用
止まらない
でも僕ならば
きっと大丈夫
時計はゆっくり喋るから