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君はミルクティー

さよなら君は

笑顔で手を振って

僕の涙を

置き去りにした後で


歌を歌ったみたいに

汚れた泣き顔と

遊んでた

古いソファーで


久しぶりだよ

胸が痛むのは

憧れだけが

まだこっちを見てる


頭を撫でながら

笑って消えた

君をまだ

追いかけている


理想郷の様な

小さな部屋の

君の面影

徐々に薄れてく


僕の物だけになった

さっぱりとした部屋

それはまるで

愛を捨てたみたい


なんでもないよ

なんでもないよ

声が枯れていくだけ

カップに入ったミルクティー

甘い君の様

浮かれてた

あの頃の様


痛むのならば

ひとくち飲めばいい

ガラス製の泣いてるうさぎが

パリンと割れるから


暖かくて

甘い

君に会えるよ


涙だけ副作用

止まらない

でも僕ならば

きっと大丈夫

時計はゆっくり喋るから


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