数か月ぶりに仕事に挑戦
昨日、短時間の日雇いバイトをしてきた。およそ8か月ぶりの仕事である。
久しぶりの仕事に向かう車内でいつものアレがやってきた。
私にとっての天敵である「不安」である。
私は初めての人や出来事に不安になってしまいやすい。どんなことに不安になっていたか、目的を達成した後は覚えていることはほとんどなく、「緊張した」の一言で片付けてしまっていた。
今日は意識的に不安をコントロールすることを心がけた。意識したことは2つある。
1つ目は、最悪の事態が起こるかわからない未来を想像するのではなく、現実に起きている景色などを楽しもうとした。不安はいくらか和らいだ気はするが、数分後に同じ不安が頭の中をグルグルした。
2つ目は。第三者的な立場で冷静に不安が起こっている理由を頭に書き留めた。
失敗せずに仕事ができるのだろうか…
迷わず遅刻せず仕事先に行けるのだろうか…
嫌な人はいないだろうか…などであった。
正直な話、このような小さな理由で悩んでいたことに驚きだった。しかし、私にとってはこの小さな不安が大きな悩みであった。
私は不安に対して、事前に過度と思えるような準備をし、予期しないことが起こるとパニックになってしまうという悪循環に陥っていた。
不安を書き留めていて思ったことは、対策をして不安を和らげられることと、対策をしてもどうにもならないことに分けられるように感じる。
遅刻に対しては、事前に地図を見てシミュレーションしたり、ナビを使うことで不安を和らげられる。今日ナビを使って迷ったことはここだけの内緒であるが…。
嫌な人がいないかどうかは自分にはどうにもできないし、そもそも嫌な人がいないかもしれない。それを楽しめるようになれたらいいなと思う。
対策をしようがないことに対しては当たって砕けろな精神がいいのかもしれない。それが挑戦した証だ。
初めてな人や事が苦手な自分。挑戦しない自分。
自分の弱い部分を受け入れ、今日新しいことに挑戦できたことは自分を褒めていいのかもしれない。仕事を終えた後は、謎の達成感があった。
短時間の日雇いのバイトであったが、自分にとっては大きな出来事であったと思う。ゼロからの再スタート。スタートするまで恐怖もあったが、「はじめの半歩」を進むことができた。
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