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大切なお知らせ


こんなお知らせを出す日が来るとは思いもしなかった。

にっぽんワチャチャを卒業する日がくると合わなかった。

私の人生は灰色だった。

人の目が怖くてできるだけ関わらないように、世の中のモブキャラとして育った。

そんな私に色をつけてくれたのが、社長とリーダーとの出会い。

「3年だけアイドルやらないか」

元お笑い芸人と元アイドル。

2人が人生最後の挑戦と腹を括って3年で結果がでなかったら辞める。その代わり本気で3年間人生と命を賭ける。そんなプロジェクトに、何の能力もない、劣等感とコンプレックスの塊の私を誘ってくれたのだ。

人に怒られる経験や空気を読むなんて20歳までに経験しておかなければならなかったことも逃げてきたので全部ここで学んだ。人生で初めて家族以外の仲間ができた。

鈴木Mob.になった日から、人生学び直し。

苦しい、悔しい、辛い、楽しい、仲間、努力、失敗、成功、そんな当たり前に経験しなければならなかったことをここで教えてもらった。

加入時は2020年3月、大学3年生でコロナが蔓延し出した。はじまりから歓迎されてはいたかった。

だけどずっと一緒に走ってくれる仲間がいた。

にっぽんワチャチャは、仲間が本当に最高だったから日本武道館という夢を叶えられたのだと思う。

何も知らない私にできるだけ多くのことを教えようとしてくれた社長。

怖い。話長い。すぐキレる。私だけをずっと目つけてしばきまわす。

3年間永遠に怒られてた。だけどそのおかげでめちゃくちゃ成長できた。私の特性を理解し、好き勝手させながらバランスを見て規制をかけてくれたおかげで私はアイドルとしてここまで花開けたのだと思っている。すごい人。

何も知らない私に背中で教えてくれたリーダー遠藤Nozomi。

アイドルとは、芸能とは、努力とは、プロとは。社長に怒られてどうしたらいいかわからない時にずっと模範として見せてくれていた。今も学ぶことばかりだ。魅せることにおいて尊敬している。

そんな2人の運命に巻き込まれた人が私ともう1人。

辛いひとのそばにいてくれる、ずっと誰かの味方でいてくれる渡辺Lili。

どんな人にも優しくて、どんな話だって深く掘り下げて本音を話せる。これは私だけじゃなくてメンバーや全員なんだろうと思う。人と関わる上ですごく参考にしている尊敬している人。

最初は社長、のぞみさん、りりさん、わたしのたった4人だった。(すぐ辞めてしまったメンバーなど省いて)

コロナ禍でライブもできず、みんな実費でPC買って動画編集覚えて毎日投稿と毎日配信。半年間1日も休みがなかった。

そして半年ごろに現れたマネージャー東さん。

全人類に平等に接し、アイドルをする上でかなりのことを支えられた。メンバーが甘える場所。でも甘えさせすぎもしない。この人以上のマネージャーに会うことは今後あるのだろうか。

活動して一年半で上京、大学を休学して活動を全力で横並びで走った。

そしてメンバーが増えた。

辛い中共に走ってくれた中村Ame
加入時は病気もあり本当にしんどかったのにも関わらず最後まで一緒に頑張ってくれた。彼女の気持ちが少しずつわかるようになって、どれだけすごいことか分かった。

元気のパワーをくれる高橋Yagura
加入時すぐに寄り添って本音で話してくれて、ずっと真面目にワチャチャを広めるために一緒に考えて行動してた。舞台に立つと異次元の力でみんなを幸せにするのに、裏ではコツコツ努力するそんな彼女の嘘ない生き方が勉強になった。

もう辞めちゃったけど前田Maton
彼も1年半共に過ごした仲間だ。心がすごく優しくて打たれ弱いところもあるけれど、繊細なところと裏腹にステージではとんでも無いパワーを発してくれた。クレイジーな生き方にこれからも応援していきたい。

他、音響のりゅうちゃんや映像のえのざわさん、関わってくださったすべての関係者さん全員に感謝とリスペクトです。

そしてファンの皆様。

はじめて人生を肯定された瞬間でした。
絶対にそこには少ない多いはあるけれどそばにいてくれて支えてくれた。

根が弱いわたしが5年間もアイドルを続けれて「日本武道館」という夢を追い続けれてのは紛れもなくファンの皆様がいたからです。

そんな仲間と出会えたことで私の人生は全く違うものに変わっていった。

考え方も生き方も別物、

私の人生はにっぽんワチャチャ。

そこで学んだことは多すぎた。

にっぽんワチャチャは社長とリーダーが作って3年で夢を叶えなきゃ解散といってそれに向かって走った。その先の話はしてなかった。

悔しいもありやっと叶いかけた日本武道館。

日本武道館に立つ日は、私の人生を彩ってくれた仲間たちと第一章の最終回だ。

でも武道館ってそう簡単な物ではなかった。

2025年1月

「日本武道館でやるほどのアイドルじゃない」

口を揃えてみんなが言った。

「そんな集客力で武道館でやるな。」

真正面に言われた。

その時に武道館がただのゴールでないことを再認識できた。

にっぽんワチャチャは日本武道館に似合うアイドルなんだよ。集客力とか昨今は関係者だけ入れて大成功なんて見せかけばかりじゃないか。

だからにっぽんワチャチャは本当にいいグループなんだよって分かってもらうために毎日毎日できることは全部やっている。これを成功させるのは絶対。

そういう毎日を過ごした時に、まだまだ自分は成長しなければいけないと思った。

今後も大好きなメンバーや運営さんに囲まれて心地よく生きるのでなく、また新たな地に身を置きさらに成長しなければと本気で思った。

それは今まで私の人生を彩ってくれていたにっぽんワチャチャへのお礼でもあるし、これから自分の人生を生きる責任でもあると思った。

実家から旅立つイメージだ。

すぐ泣きべそかいて帰ってくるのはまた社長に怒られるので、何年も旅に出てたまには実家として帰らせてください。それはライブ見に行くとかそういうのかもしれないけれど、私は家族が大好きなのでにっぽんワチャチャがそばにある限りずっと大好きです。

そしていつか関わってくださった全人類にお礼ができるように頑張ります。

この時期に困惑させてしまう発表をして本当にごめんなさい。

大好きなにっぽんワチャチャを成功させるために、変わらず2025年3月31日日本武道館ワンマンライブのために頑張ります。

第一章、にっぽんワチャチャの最終回までお付き合いください。

にっぽんワチャチャ 鈴木Mob.



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