ひさびさの恋心。
職業アイドル4年目、鈴木Mob.です。
最近のアイドルは「恋愛禁止」は古の法律らしく、某有名アイドル事務所でさえ自由恋愛を謳っている。
男心1つもわからない演者にアイドルは務まらない。
それともただのリスクヘッジか真相はさておき。
そう、我がにっぽんワチャチャもその1つ。
「自由恋愛」可能な事務所なのである。
最近は演者の1人であるいっPさんがご入籍された。
同じ舞台に立つものとして、とても喜ばしいことである。(※社長です。ご結婚おめでとうございます。)
だが、私は昔から恋愛とは程遠い地区に生まれた。
アニメオタク県、友達がいない市、ファザコン。
最寄駅は女子大最高駅。
小学生の頃、3次元の人間に恋するやつはバカだと思い、ひたすら画面の中で刀を振り回す男子に恋焦がれた。
中・高・大
そんな恋心はさらに捻じ曲がり、男女で恋愛するやつはバカだと思い、薄い本や商業誌をひたすら読み漁った。
当たり前に大人になるにつれ、それが恥ずかしいことだと理解する。
そして学生時代に恋愛経験を積むべきだったと後悔する。
大学3年生でアイドルになった頃には、社会にもまれはじめ、気づいたら忙しく
趣味に熱中するひまもなく、恋愛などどこかの国のお伽話程度にとらえるほど遠い存在になっていた。
今日は昔大好きだった銀魂というアニメを久々に見た。
幼少期にハマっていたアニメを大人になってから見返すと新たな視点で見れて楽しい。特に銀魂なんかは大人しか理解できないネタが多く、再熱している。
どんな作品にも「恋」がテーマになる話がある。
主人公の坂田銀時は、大人ヒロイン達から恋心をこっそり抱かれれる存在。
モテモテなのだ。
銀さんはだらしなくて、かっこいい見た目(設定)でもない。
今思えば、なんでこんな人がモテる設定なんだろ。なんで好きだったのか。
小学生くらいのガキは主人公ならだれでもいいのか。
大人になればなるほど好きなキャラクターも実際に減り、2次元に恋することなんてなくなった。
世の中を知り、ロジックで物事をとらえる。これが大人なんだ。
なんて俯瞰的に作品を見続ける。
普通に面白いし、大人の視点で銀魂を見続けよう。
大人が2次元に恋心なんて湧くはずがw
湧くはずが・・・・・。
湧くはずが・・・・・・・・!
……………
私はまだ、刀を振り回す男子に恋焦がれていた。
鈴木Mob.