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恐るべきヤリチンの手口

先日知り合いの女性(Aさんとする)から恋愛相談を受けた。Aさんには以前お世話になっていたので、恩返しの意味も込めて誠心誠意対応することに。しかし、話を聞き始めて俺は異変に気づいた。

これはただの恋愛相談じゃない。彼女は間違いなくヤリチンの餌食になっているのだ。

今回は相談に乗ることで知ったヤリチンの巧妙な手口について語ろうと思う。

まずは出来事を時系列順に説明し、第三者としてわかった手口を最後にまとめる。

身バレしたらすぐ消します。


きっかけ

本題に入る前に登場人物を整理しておこう。

Aさん・・・大学卒業後、就職のために上京。都会の暮らしに慣れず、友達ができないと愚痴ってた。SNSでヤリチンと知り合い交際開始。

ヤリチン・・・おそらく20~22歳。離婚歴アリ。やばそうなにおいがプンプンするぜ!!

なんとシンプル。俺以外に二人しか出てこない。

最初に連絡が来たのは三か月ほど前のことだった。

「彼氏(ヤリチン)に振られそう。」
Aさんは泣きながらそう言っていた。理由はLineの返信が遅いとか、そんな感じの大したことじゃなかったと記憶している。いつも元気なAさんでも泣くんだ~的なことを思いながら聞いていた。

ヤリチンはAさんに「お前のことは嫌い」とはっきり言ったらしい(強い)。ただ、Aさんは別れたくないと。

この時まではよくある痴話喧嘩だと思ってた。強いていうなら、Aさんがヤリチンに依存してそうだなーとは思った。

数日後、Aさんとヤリチンは別れた。
そして物語はここから始まるのである


恐るべき真実

すっかり相談のことなど忘れていたある日、Aさんから連絡が来た。

なんとまだヤリチンとあっているという。

別れたのでは??復縁した?なんて思いつつ現状を聞くと恐ろしいことが判明。

・Aさんはヤリチンを家に呼びつけ飯を作らせている。
・飯を食った後、Aさんとヤる。(さすがヤリチン)
・事後帰らせる。
・Aさんが好きだよと伝えても「俺は嫌い」の一点張り。

なんてうらやましい。俺だってそんなことしてみてえよ。
あいにく俺は生まれつき悪事が見過ごせない性分だ。こんな極悪非道がまかり通っていいはずがない。俺はAさんを助けようと決めた。決して下心やヤジウマ根性で首を突っ込んだわけではない。

ちなみに別れてからヤリチンの対応は死ぬほど冷たくなったらしい。

その後もAさんとヤリチンは会い続けた。上京して初めてできた知り合いがヤリチンなので、離れるのはつらいと言ってた。

ヤリチン曰はく、「お前は俺に会いたい。俺はヤりたい。だからこれでwin-winだろ」と。これを本人に直接言うヤリチンもすごいが、会いに行くAさんもすごい。完全に依存している。しかもヤリチンは他の女子と遊んでる写真をAさんに送っているらしい。こうしてAさんの嫉妬心をあおっているのだ。

客観的な視点だとAさんは完全にセフレとなっている。しかし、本人は全く気付いていないのだ。「私のせいで」とか「私が変わればまた好きになってくれるかも」と言ってた。可哀想に。


解放

以外なことに依存性活は長くは続かなかった。ヤリチンが元嫁と復縁したのだ。ヤリチンにとってAさんはあくまでキープ。本命が手に入りどうでもよくなったのだろう。そんなこんなであっけなく話は幕を閉じるのだが、ヤリチンが最後に残した一言がすごいので聞いてほしい。

「最後まで悪い男になり切れなくってごめんね」

頭の悪い俺は何言ってんのかわからなかった。
ともかくAさんは解放された。


明日から使えるヤリチンの手口

さて、ここからヤリチンの手口についてまとめていこう。

  1. SNSで友達が少なそうな人を探す。上京したての人が狙い目。

  2. 連絡を取り、付き合う。このときまでは死ぬほど優しくする。

  3. 飽きてきたので振る。なるべく些細な理由だとよい。相手が嫌がってきたら「連絡先は消さない」ことを着地点にして別れる。相手(Aさん)の条件をのんだという体にすることがポイント。

  4. ことあるごとに難癖をつけ、罪悪感を植え付ける。

  5. 他の女子をちらつかせ嫉妬させる。

  6. たまに優しくする。

  7. 依存したと思ったら「俺の言うこと聞けないなら離れるけどいい?」的なことを言って相手に選択させる。

こんな感じである。「最初は優しく、依存したら冷たく」、「あくまで相手に選択させる」、「罪悪感を植え付ける」あたりが重要そう。

話を聞いていて思ったのは「相手の発言ではなく、行動を見て判断しろ」ということ。「好き」と言うのは簡単だからね。

皆さんは健全な恋愛を送ってください。
それでは、また。








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