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デブになると起こること。【現実は厳しいって】

デブは甘えだと思っていた。
食ってばかりいたら太るのは自明である。デブという人種は、自分を律することのできない愚かな連中だと。生き馬の目を抜く現代社会において、自分の欲にすら勝てない奴が一体どう生きてゆこうと言うのだ。自分は決してそうはならないと、十代の頃のわっちは強く思っていた。

それから時は流れ2024年、「アンタは若いんだから、いくら食べても太らないわよ」という母上の言葉を信じた結果、わっちは球体になった。168㎝、55㎏の細身から約半年で78㎏。まごうことなきデブである。

今日はそんなわっちが、デブになることで自分自身に起きた変化を書こうと思う。「最近自分の体重が気になるな~」という皆さまは、是非この記事を読んで自分を戒めて欲しい。


1.とにかく人に会いたくねえ

これに尽きる。
帰省するのが憂鬱になる。もし街中で高校時代の友人にあったらどうしよう、中学の頃好きだったあの子にこんな姿見られたくない、などと色々考えてしまう。ここ一年ほど、友人の誘いをやんわりと断り続けてきた。非常に申し訳ない。
楽しかったはずの年末年始。親戚との食事も地獄である。
「丸くなったねえ」と言われるたびに、「若いころは尖ってましたから」と言って茶を濁すのはもう限界だ。


2.老けて見られる

自分では全く分からないのだが、太ると老けて見られるらしい。美容院に行くと必ずと言っていいほど「職業は何されてるんですか?」と聞かれる。

私は学生だ。気まずくならないように話を合わせるが、心の中では泣いている。カウンセリングシートの職業欄で大学生にマルをつけたのに….
痩せてた頃こんなことは一度もなかった。


3.服への興味が0になる

元々わっちは服が好きだった。休みの日には服屋をまわり、SNSを使ってトレンドや好みの店を調べていた。
ところが体重が増えるにつれ、わっちのファッションへの執着はなくなってしまった。お気に入りの服を着ても気分が乗らず、鏡を見ればこじゃれた服装のデブが映り絶望する。
街を歩いて「この服かっこいいな~」と思っても、「デブがこれ着てもなぁ。。。」となってしまう。
選ぶ基準はかっこいいかどうかではなく、ウエストが入るかどうかだ。
身だしなみにも気を使わなくなり、香水や髪のセットも滅多にしなくなった。


4.足つぼが超痛え

個人的にこれは一番面白い変化である。
「足つぼは痛い」というイメージを持ってる方は多いかもしれないが、わっちが十代の時に受けた足つぼマッサージは非常に気持ちよかった。
というわけで数年ぶりに足つぼマッサージを受けたのだが。
痛い。めっっっっっちゃ痛い。

店員さんに「胃と腸がやばいっすね」と言われながら足裏を何度もぐりぐりされ、死ぬかと思った。(気になる人は上の図を参考にやってみて下さい。)ツボとか全く信じてなかっけど、案外正しいんだね。


最後に

以上がデブになって起きた変化である。皆さまはわっちを反面教師として、こんなことにならないようにしてください。。

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