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ところで皆さん「守破離」ってご存じですか

私は社会人1年目に、直属の上司(課長)さんからその言葉を聞いたんですよね。
当時は、しゅはり???? 一体なんですかそれ・・・という感じでしたが、今はなんとなくわかるような気がしています。

守破離(しゅはり)は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したもの。
日本において芸事の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、そのプロセスを「守」「破」「離」の3段階で表している。
もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされている。

『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より
https://ja.wikipedia.org/wiki/守破離
最終更新 2023年2月7日 (火) 20:07

私の勝手な解釈ですが、エンジニア界隈の守破離は、

:会社やプロジェクトの方針を理解し、規程・ルール・マニュアルなどの"型"を守りながら業務を行う。
:"型"を自分なりに解釈し、既成概念や従来ルールから少し逸脱してでも、改善や新たな工夫をしてみる。チャレンジですね。
:Getした知見から、チームに影響を与える存在として自立する。その道のプロとして生きていく・・・マネージャとしてがんばる。

のような感じでしょうか。

社会人1年目の自分に言ってやりたいですね・・


あせらずにしっかりと""の段階を過ごすんだ。べつに長くっても問題ない。でも、よくプログラミングしたときに、リーダから「コーディング・ルール守れよ」って怒られたな・・・
""の段階になるとリーダのやることなすこと、プロジェクトのルール自体が自分に合わない・・という段階にきっとなる。人生でいったら反抗期なのかな?
""の段階はいつ到達できるかぜんぜん見通せない。人生でいったら親元をれて自立する段階なのかな?このころから、転職しよっかな?とか社畜でいいじゃん・・とかいろいろ悩むことになる。

それでも、悩んだときは「今自分が守破離のどの段階に位置しているのか」、「今、自分はなにをすべきか」を少しだけ意識しながら「会社や組織」から「れてみる」のもよいかもよ。人生面白くなきゃ。

娘よ、今の時代「守破破」「破破離」「破破破」・・・多様でいいと思うよ。

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