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Leicaが見たIndia ✈︎ Day 0


フリーランスフォトグラファーになって12年。もう直ぐ13年になる。パンデミック以前は毎月どこかの国を訪れていたが、記事にすることをしないまま時がたってしまった。

今回、2度目のインドへ行くことになり写真をインスタグラムだけでない場所で公開してみようと思ったことがきっかけでこの記事を書いている。


世界観が変わる?

インドに行けば世界観が変わるとか巷ではよく言われているが、私は1度目のインドで世界観は全く変わらなかった。

Mumbai, Dhobi Ghat 2019

インド以外の国でも貧困層やスラム街のような場所を見てきたせいか、強風が吹けば最も簡単に吹き飛んでしまいそうなバラック住宅を見ても「この国はそういうもの」と受け止めるだけだった。

正直なところ、10日あまりの旅で人口13億のインドを語ろうなんて甘かったのかもしれない。だからこそインドはもう一度行かなくてはならないと感じていた。

あれから4年。
パンデミックを経たインドがどんな顔を見せてくれるのか今から期待が止まらない。


Leicaを持って旅をする
ー Through Leica ー


私が所持するLeicaはデジタルのM10-RとSL2-S。そしてフィルムのM5の3台。ひょんなことからLeicaを手にして早1年半。まだまだ新参者である。
しかしせっかくなら、Leicaで撮る旅をシリーズ化しようと思い立ち「Through Leica」とタイトルをつけたマガジンにまとめていこうと思う。

Hanoi, Vietnam 2022   Leica M10-R

今回のインドで使うLeicaはSL2-Sとアポ・ズミクロンSL f2/28mm ASPH.
普段は35mmの単焦点を愛用していて、各メーカーの35mmを何本も所有している。スナップもポートレートも風景も室内もこれ一本で撮れてしまう万能な画角でありF値も1.4であることからボケ感も優秀だ。

35mmをこよなく愛する私が今回28mmを選んだ理由のひとつに、慣れた画角で息をするようにシャッターを切るのではなく自分に足枷をつけ28mmの画角でも不自由なく撮れるようになる目的ことがある。

スナップに適した画角と言われている28mmで、どこまでインドの魅力を切り取れるのか、自分の力を信じて。

Jaipur, India 2019

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