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十二単インスパイアバッグ製作中!

いろいろあって頓挫した着物バッグですが、少し形を変えて進行中です!

いや、少しじゃなくて結構変わってます(^^;;

着物の美しい布を着物を着られない時でも身にまといたいと考えて、始まった着物バッグの製作。

中古の着物をほどき、洗濯し、バッグにする予定でした。

しかし、着物をほどく作業の途中で家族全員が謎の咳と微熱に襲われたことで、一旦中止としました。(将来的にはもう一度チャレンジするつもりです!)

今思えば、ちょうど息子の幼稚園で風邪が流行っていた時期であり、着物とは関係なかった可能性もあります。

ただ、そこでいちど立ち止まり、「着物の良さってなんだろう?」と改めて考えました。

なんで着物を着るとあんなにもテンションが上がるんだろう?

日本の伝統であること、美しい生地感、鮮やかな色彩、半衿・着物・帯・帯締めなどの色合わせの奥深さ。

こういう部分に魅力を感じます。

じゃぁ、それらを着物を使わずに表現できるのか?????

できそうです!

今、進めているバッグは【かさねバッグ】と名付ける予定です。

襲の色目(かさねのいろめ)ってご存知でしょうか?

十二単を想像してください。

あの時代って、着物に着物を重ねてますよね。というか、色に色を重ねてる。

袖や襟からちらり、ちらりと下に着ている色が見えますよね。

その色のコンビネーションで四季や自然を表現していたそうです。

そのコンビネーションを【襲の色目】と呼びます。

例えば
【雪の下】という名の襲は紅色の着物の上に白い着物を重ねたもの。

梅が咲いても、まだ雪が積もっているような寒い春先に着て、情景を表したそうです。

粋!!

しかも同じ梅の花を表現するにも、満開の2月には紅色×紅色を、3月にもなると紅色に萌黄色を合わせて芽吹きを表現するという•••
なんとも粋!!!

しかも、女性たちは御簾や籠の中に入って基本的にお顔を出さない時代。

御簾や籠の下から着物の裾をチラ見せして、「私コーデいかがかしら?」と殿方へアピールしていたらしい!

なんとも、おつ!!!

そんな粋でおつな【襲の色目】。

そのトリコになってしまいまして、いまは【かさねバッグ】鋭意準備中です!!

更には、日本の伝統や色の鮮やかさにこだわりたいので日本産の布を使うことに決めました。職人さんの染色が本当に美しく、素敵な生地も見つかりました。

デザインも最終調整段階に入っています!

早くお披露目したい〜♡
みんなをトリコにしたい!

あおやま みさき

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