2024年3回目のボードゲーム会は再びエルグランデ
今週末は第3回目のボードゲーム会でした。前日までは「オルレアン」を持参するつもりでしたが、当日になって参加人数が読めなくなったので以下を持参しました。
エルグランデ(ゲームマーケット2023秋で購入)
テクノ・シンギュラリティ(ゲームマーケット2023春で購入)
ノーザンブランチ ファーム・ウィズ・ブラウニーズ(ゲームマーケット2023秋で購入)
Loop(ゲームマーケット2023秋で購入)
結局、「テクノ・シンギュラリティ」は見送りましたが、残りは遊ぶことができましたので感想を残しておきます。
1.エルグランデ
前々回に引き続き「エルグランデ」を楽しみました。このゲームは間違いなく今年繰り返して遊ぶと思います。
状況が刻々と変わる中で下位順位のプレイヤーで協力しながらトップとの点差を抑えつつ、どこで出し抜くタイミングを見計らう強烈なインタラクション性の高さが魅力です。さすがは90年代のボードゲームと言えるでしょう。
こういう直接的に干渉するゲームは、理性と感情のバランスが難しく、感情に傾きがちなプレイヤーがキングメーカーになることが競技性を損ねる反面、ボードゲームで集まる醍醐味が一番味わえるのではないでしょうか。
最近はゲームシステム自体が理性的な判断だけを求めるものが多いため、新鮮だと思います。
2.ノーザンブランチ ファーム・ウィズ・ブラウニーズ
こちらは以前に2人で遊んでみたのですが、「宝石の煌めき」のエッセンスをベースに勝ち方を狭めることにより、分かりやすさを実現している感じです。また「宝石の煌めき」に見られる意図的なカードバランスの悪さを排している印象もあります。
これはプレイヤーの問題が多分にありますが、普段から中、重量級ゲームを遊んでいますと仕掛けをじっくり進める傾向にあり、凝ったことをせずに地道に得点を回収したプレイヤーが普通に勝ち抜けました。
もう少しインストの時に、その辺りのゲームペースもコメントした方が良いのかも知れません。
3.Loop
こちらはルールを読んだたけですが、どうなるか楽しみで持ち込みました。結論としてはボードゲームをやっていて引っかかるところを解決している上に面白いという素晴らしいゲームデザインに感動しました。
ゲーム自体は1〜15の3スート、8を切り札か革命として使える大富豪です。
まず1ゲーム目は配られたカードでゲームをします。以降は最下位のプレイヤーから1ゲーム目が何位だった席でプレイするか席を移動して再度勝負します。1ゲーム目で最下位だった席は順位ごとの点数が高く設定され、逆に1位の席は順位ごとの点数が低く設定されています。これを何度か繰り返すことで、全ての手札を把握していけば1戦目で4位だった手札でも工夫すれば勝利できる仕組みです。
大富豪に席の移動を付け加えるだけで、こんなに深くなるデザインに感動します。直販サイトでも品切れですが、前作のOpenのように販売されるかも知れません。
最近は20年以上前のゲームをメインにしていたので、次回は新しめのゲームにしようと思います。