協力型ゲームで新たな輝きを得たSlay the Spireボードゲーム
先日、KibidangoでクラウドファンディングしていたSlay the Spireのボードゲームが届きました。こちらは2023/1/10から2023/1/30までの20日で目標500万円に対して約6000万円の出資を記録した人気作です。私自身はスタンダードプランで出資しました。
最初にストレッチゴール特典が届いてから、1週間ほど音沙汰なかったのですが、ケンビルさんが積極的に動いていただいたお陰もあり、3/20に到着しました。そこで600枚くらいのカードを付属の専用スリーブに入れて週末に家族と遊びました。
https://x.com/tg_kb/status/1769726520065708172?s=46&t=oUOtImhyInikxWJ2jb51tA
最初のセットアップは手間取りますが、一度遊んでカードの意味と使われるタイミングを覚えてしまえば簡単だと思います。
最初の戦いは何だかもっさりしたゲームで、キックは失敗したかと不安がよぎりました。しかし戦いを経てデッキが洗練され、新たなアイテムを獲得すると戦いの爽快感が一気に増します。それと同時に自分が育てているキャラクターに愛着が湧いてきます。
またプレイヤー間で連携が決まるとパーティとしての成長も実感できます。この部分は原作ゲームですと味わえませんので、このボードゲームの醍醐味となっています。
しかし、このゲームはローグライクゲームですので、一度ゲームオーバーになれば全てやり直しです。現にレベル1のボスに挑みましたが、残りHP1を削れずに敗北しました。その瞬間に愛着の湧いていたキャラクターとお別れの時間がやってくるのです。
しかし、寂しさよりも次はこんな成長をさせたいと思う気持ちが上回る感じがしました。まさにこれが「トルネコの不思議なダンジョン」で感じた強烈なリプレイ性ではないでしょうか。
ソロで遊ぶ分にはゲーム版を忠実に再現している感じですが、複数で遊ぶことによりゲーム版で夢見たコンボが実現できると思います。
一般販売についてもアナウンスがありました。クラウドファンディング時と比べると、スタンダードセットで価格が1.7倍くらいですね。非常に面白いゲームですが、原作ゲームの熱烈支持者でない限りは正直そこまでの価値はないと思います。