自宅パソコンをマインクラフト・サーバーにする(3) Power Automateでタイマー起動する
noteは記事をアップロードすると関連記事を紹介してくれます。先日Power Automate Desktopで一定時間が経ったらマインクラフトのサーバーを落とす内容を紹介しました。
このなかでPower Automate Desktopの無償版は、フローの起動については手動での操作になると書きました。しかし関連記事に無償版で自動的にフローを起動するやり方を説明した記事がありましたので、さっそくこちらを試してみまして動作させることができました。
基本的には上の記事どおりに進めればできますので、まずは一読ください。内容通りに進めていれば以下を設定していると思います。
StartPADFlow.ps1
StartPADFlow.ps1を実行するバッチファイル
タスク スケジューラーの設定
それぞれに関して、追加で行ったことや注意点を追記します。
1. StartPADFlow.ps1
上記リンク先の記事のさらにリンク先で紹介されているPower Shellスクリプト(StartPADFlow.ps1)をコピーさせていただき、何度か起動してみたところPower Automate Desktopが起動した後に処理が終了しました。試しにPower Automate Desktopを立ち上げたまま実行すると問題なくフローが動き始めました。そこでPower Automate Desktopを立ち上げた直後に5秒のスリープ時間を追加したところ解消しました。(Start-Sleep 5の1行を追加しました)
#Power Automate for desktop起動
Start-Process -FilePath "ms-powerautomate://"
Start-Sleep 5
2. StartPADFlow.ps1を実行するバッチファイル
上記リンク先の記事で紹介されているバッチファイルの「"フローの名前"」の部分を用意したフロー名(夏休み用マインクラフト)に書き換えました。バッチファイルはエンコードをシフトJISにして保存してください。
3. タスク スケジューラーの設定
もしマインクラフトのサーバーをスリープ状態から起動するのであれば、条件タブの「タスクを実行するためにスリープを解除する」をチェック入れてください。
これで準備ができましたので、親戚の子供たちに「夏休み期間のマインクラフト サーバーは、誰かがログインしてから毎日1時間で終了するように変えました」と説明したところ、泣き叫ばれました。そんなに楽しみにしていたのですね。
以前に見たツイートを思い出し、「マイクラをやっていない時間でもできることはある!」と言って逃げるように帰ってきました。