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アルナックの失われし遺跡を購入したら東京国立博物館に行っていた

1週間の長い夏休みで何処かに行きたいと思い、やらないといけないことは置いて、やりたいことを口に出していきました。やらないといけないことに固執すると結局何もしないことが分かっているからです。

先日「チューリングマシン」というボードゲームを受け取りに行ったときに「アルナックの失われし遺跡」というボードゲームの新品が格安(定価¥7700が¥4950)でしたので、こちらも思わず購入しました。

この記憶がリンクされたのか、東京国立博物館で開催している特別展「古代メキシコ」を観に行きたいと言い放っていたのです。

今回展示される地域をメソアメリカと呼ぶこと自体も知りませんでした。過去を振り返ると、この辺りの歴史に触れる機会が無かったのだと思います。
唯一知っていたのは巻来功士さんの「ミキストリ―太陽の死神-」という漫画でこういう世界観があるのかという程度でした。

今回の特別展では紀元前1500年から16世紀のスペイン侵攻までのメソアメリカにおける文明に焦点を当てて140展ほどの展示を行っています。

つい最近まで入場制限から事前に時間指定した予約が必要なこともあり、機会を逸していたイベントもありました。しかし今回の特別展は特に制限なくふらっと思いつくままに行って楽しむことができるのは非常にありがたいご時世に戻ったなと思います。
このような感じであまりに前知識が無く、ただ歴史的な遺物をその目で見ておきたいという衝動だけで行ったので、せっかくなら学んでおきたいと思い音声ガイドも購入して観覧しました。しかし正直なところ神々の呼称が多く、インプットを定着できませんでした。

もう少しメソアメリカの文明史を知りたいと思い、公式図録を購入して帰宅後に目を通していると、1つだけ分かったこととして義務教育で与えられた歴史教育の価値観だけで考えてはいけないところがあることは分かります。
こちらの特別展をきっかけにメソアメリカの書籍を読み始めたというコメントをAmazonのKindleストアで見かけるので、少なからず影響を与えているのではないでしょうか。

今回の特別展に関連するボードゲームとしてはマヤ文明をモチーフにしたツォルキンがあります。

他に焦点が当てられていませんでしたが、サポテカ文明をモチーフにした2022年発売のボードゲームで「サポテカ」があります。

サポテカについてはお気に入りのゲームが多いテンデイズゲームズが日本語版を取り扱っているのでいつかは遊んでみたいと思います。

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