毛谷黒龍神社【2024/09/20】
母の提案で、急遽2人で神社に行くことになった。
私はその神社に行くのは初めてだが、母は2回目らしい。
母は昔から風水が好きで、物の置き場や方向を気にしていた。
それで、神社などのパワースポットにも目がなく、
神社のまわり方、お願いごとの伝え方も余念がない。
後から聞いた話だが、私の受験期には、地元の神社に
3か月ほど毎日通っていたそうだから、熱心な神道教だと思った。
神社に向かう道中で母は「神頼みなんて、他力本願やろ?」と笑っていた。
私は「神に頼むところまでは全力投球だよね。」と言った。
本人曰く、占いにはいかないらしい。
自分の選択には責任を持ちたいから、自分で決める、とのこと。
風水好きな人は占いも好きかと思い込んでいたが、違う人もいるようだ。
鳥居前での一礼、お手水まではスムーズに済ませ、
お賽銭を取り出し、いざ、参らん!
拝殿を参った後は、反時計回りに境内を周るのが推奨されていた。
最初のスポットは願かけ石。
お願いごとをして、小石を3回大きい石に打ち付けで音を鳴らす。
「なに~遠慮がちなの、神様に聞こえるように鳴らさんと。」と母。
最初のスポットだったこともあり、少し緊張していたようだ。
次に幸運の撫で石。
つるんとした黒い石には蛇の模様が彫られていた。
向こう1年間の健康を運んでくださるらしい。
効力1年かあ…。そんな罰当たりなことを思った。
次は、マップには表記されていないが、
追加で置かれた雰囲気の、珠を加えた龍のオブジェだった。
お賽銭をして龍の周りを3回周るというものだった。私はしなかった。
その次に、厄割り石。
素焼きの杯(1枚100円)に自分の息を吹きかけて
自分の厄を盃に移し、厄割り石めがけて投げつけ、盃を割る。
体内の厄を凝縮するように、深く長く息を吹きかけた。
振りかぶって位置確認のシミュレーションも行った。
厄割り石の目の前まで行けるので、
よっぽどなノーコンでなければ盃は割れるはずだ。
めちゃくちゃきれいに砕け散った。
お手本の割り方だったと思う。なお、なぜか母は失敗していた。
きっと払う厄がなかったんだ。そう思うことにした。
その後、商売繁盛の恵比寿さんに参って、
御朱印をもらい、おみくじを引いた。
ここのおみくじは”水みくじ”だった。
何も書いてない紙をもらい、水神様のほうの手水に浸した。
そうすると、おみくじの内容が浮かび上がってくる。
初体験だったのでちょっとわくわくした。
吉だったので上々だろう。
毎回思うのだが、ほかにも大吉、小吉など、〇吉という名前のせいで
吉だけだと物足りない感じがする。
その物足りなさから、これって凶の上くらいか…?と
昔よく思っていた。実は大吉の次に良いというね。。※諸説あり
この神社の水みくじには、大大吉もあるみたいだから
聞かないと確かなことはわからない。
この神社の御利益は、
”強い力で邪氣を払い ネガティブな氣持ちを払拭”
メンタルがお豆腐ちゃんな私の
転職活動の力になってくれると信じている。