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アシックスってみんなに優しいの?

優しさ:40点

透明性:  40%
働く環境: 30%
自然保護: 50%
デザイン: 10%
原材料:  20%

※評価方法について詳しくはこちらをご覧ください。

透明性:40%

サステナビリティのレポートは日本語ではなく、英語のみで公開している。日本人のために、日本語も公開して欲しい。透明性はTransparency Pledgeの基準に加えて、移民の労働者比率や男女比率を加えられているものの、
1次サプライヤーに限定されている。

働く環境:30%

工場のデゥーデリジェンスは1年に1回行うなど労働環境の改善には取り組んでいたり、人件費を分けて計算しているが、生活賃金が支払われているかなどの詳細なエビデンスは提示していない。

自然保護:50%

CO2排出量の測定/削減の取り組みやその他資源の最適化などは行っているものの、2/3次サプライヤーからの情報が少ないため的確に測定されているかはわからない。水資源を大切にしていると書いてあり、オフィスや工場の使用量は減っているものの、リテールやスポーツファシリティの使用量が約3倍にもなっている。

デザイン:10%

サーキュラーエコノミーについての記述はあるものの、目標の抽象度が高いため何をどこまで取り組んでいるのかが明確ではない。

原材料:20%

2025年までにサステナブルな原材料を100%使用すると宣言しているが、アシックスのサステナブルの基準は「GOTSのオーガニックコットン」
「GRSのリサイクルコットン」「BCIのコットン」で、その割合を提示していない。動物福祉に対しては、明記されているものの、明確な宣言/ポリシーはない。

Photo by Asics

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