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カードゲームを自作するヶ丘 3丁目

はい、こんにちは(詫)僭越です。カードゲーム制作を主としているわけではないのですが、今回も引き続きカードゲームの作成についてです。本日の「テキスト」については、是非お読み頂きたい。「読む」ことが好きな方には楽しんで頂けると思います。

フレーバーテキスト

そもそもトレーディングカードゲーム以外のカードゲームには、そんなに長い文章は入っていません。前回の「デザインについて」でもお話致しましたが、カードゲームのデザイン構成は、数字や記号、ちょっとしたイラストや文字が基本です。

実は、「ごみ屋敷カードゲーム」は、購入頂いた方々からも、そのフレーバーテキストについてとても高評価を頂いているのです。

フレーバーテキストとは、トレーディングカードゲームにおける用語で、カードに書かれたテキストのうちゲームの進行そのものには関係しない、もっぱら雰囲気づくりのために用意されているような文章のことである。
https://www.weblio.jp/content/
Webⅼio辞典

つまり、トレーディングカードでもないのに、無駄にフレーバーテキストにこだわっているのです。

(詫)僭越に関わる各所文章関係は、メンバーの1人が担当しており、HPなども読んで頂ければ、そのセンスをちらほらと垣間見て頂けるかと思います。読んでみても、そんなことないだろ、と言う方は、今一度ご自身のセンスと向き合ってみてから、もう一度読んでみて頂ければ幸いでございます。

本日は、あれこれ説明はさておき、早速、カードのフレーバーテキストを一部ご紹介させて頂きます。


間取りカード編

【洋室】
ソファーはごみ家主にとって唯一のリラックスエリア。でも、そのソファーも拾いものだ。
【和室】
アンビエントでチルなヒィーリングの和室も、ごみ家主の手にかかればハードコア空間に!
【風呂場】
浴槽が浴槽に見えるうちは、ごみ屋敷までの道のりはまだまだ長そう。でかいごみ箱か、物置に見えるまでは精進するべし!
【玄関】
一般的に玄関は「家の顔」と呼ばれている。そういう意味で考えると、ごみ屋敷の玄関はすごく厚化粧な顔と言えるだろう。


ごみカード編

【袋ごみ】
ゴミの原点にして頂点。人類の営みが続くかぎり、なくなることはない。カードデザインは昭和世代にはおなじみの黒ゴミ袋。
【コンビニごみ】
現代社会を代表するゴミだったが、レジ袋有料化に伴い、急速にその数を減らしている。ビール瓶に並ぶ絶滅危惧ゴミのひとつ。
【骨董品まがい】
パッと見は高価そうだが、その気になって某鑑定番組の地方大会に出ると恥をかく。「祖父が10万で買った掛け軸」は特に注意。
【衣類系】
フリマアプリの普及で近年は減少傾向。なお、衣類と生ゴミを一緒くたにして捨てる人は、色々と配慮が足りないと思う。


イベントカード編

【引っ越しシーズン到来】
引っ越しは出会いのタイミング。新たなごみ家主が誕生する予感!
【不法投棄される】
メリー・ごみ屋敷。犯罪者からの贈り物だ!
【放火でボヤ騒ぎ】
ごみ屋敷だからよく燃えちゃう!ふつうに犯罪だ!


キャラクターカード編

【一周まわったファッショニスタ】
ファッショニスタを自負し、一周まわって現在に至る。セレブへの憧れが高じて行き過ぎたエコ活動で、服を拾っている。
【大切なものを探す思い出の中の老婆】
どこかでなくしてしまった"大切なもの"を探し続けている。それが何なのかは誰も知らないし、本人も知らない可能性が高い。


今回は一部のご紹介でしたが、他のカードもいい感じなので、全てお伝えできないのが残念です。

いやぁ、とてもセンスを感じるフレーバーテキストでしたね。

そんなことないだろ、と言う方は、今一度ご自身のセンスと向き合ってみてから、もう一度読んでみて頂ければ幸いでございます。


本日もありがとうございました。

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