よくよく見直してみたら、【ごみ屋敷カードゲーム】をちゃんと紹介していない。
詫)僭越です。
最近、記事の更新頻度を上げているので、文末に、我らが【ごみ屋敷カードゲーム】の記事を貼り付けよう、と思ったところ、
やれ作り方がどうだとか。やれ趣味がどうだとかで、ちゃんとご紹介した記事がない...
そう思い、この記事を上げさせて頂くこととしました。
【ごみ屋敷カードゲーム】とは
その見た目のオシャレさゆえに、本来はプレイすることよりもインテリアとして飾ることをお勧めしております。
これまで買って下さった方々も、おそらく、そうしていると思います。
本日は、プレイするという、本来の意図とは異なる内容ではありますが、念の為、お伝えさせて頂こうかと思います。
【ルール】
□上がり方
自身の間取りカードにあるごみを全て必要数集めた人が勝ち
つまり、ごみを集めてごみ屋敷を1番早く完成させた人が勝利です。
2人〜4人のゲームで、1人があがった時点で終了
プレイ時間は4人で遊んだ場合で10分前後
*2人でやる時は、間取りカードを3枚にしたり、4人でもスピード勝負にしたければ、間取りを1枚にしたりなど、アレンジが可能です。
ごみ屋敷を、片付けるではなく、作るゲームです。「そっちなんだ!?」、よく言われます。
□ゲームの初めて方(スタート準備)
①【キャラクターカード】をよくきり、1人1枚配ります。
配られたら、オープンして、場におきます。
②【間取りカード】をよくきり、1人2枚配ります。
配られたら、2枚ともオープンして、場におきます。
③【ごみカード】をよくきり、1人5枚配ります。
残ったごみカードは真ん中に「ごみ山(山札)」としておきます。
*ごみカードに「イベントカード」も混ぜてきります。
配られたごみカードは、他の人に見えないように持ち、5枚のうち2枚を中央「ごみ山」の横にオープンにして捨てます。これをプレイヤー全員が行い、捨てられたカードで「ごみ捨て場」を作ります。
*5枚すべて必要なカードであっても、必ず2枚は捨てて、スタートです。
プレイヤーは手持ちにカードを3枚持ち、中央には「山札(ごみ札)」と「ごみ捨て場」が出来れば、カードの準備はオッケイです。
自身の手持ちカードは、そのまま手持ちとしても良いですし、間取りの場に置いてもよいです。全て間取りに置いて、手持ちがない状態でもオッケイです。
*一度【間取り】に置いたカードは、【手持ち】に戻すことはできません。
④じゃんけんをして、順番を決めます。
(みなみに、キャラクターカードとは。各キャラクターには、スキルがあり、スキルを使うことで勝利への一手を進めます。スキルは、1回しか使えませんが、1ターン使うものや、いつのタイミングでも使えるものなどキャラにより様々です。)
□あがりを目指す
自身のターンで「ごみ山」からカードを引くか、「ごみ捨て場」からカードを漁って欲しいカードを拾うか、イベントカードを使うか、スキルを使うか、を選択しながら、自身の間取りカード(2枚分)の必要ごみ数を集めます。
間取りにより、必要なごみの種類や必要G(ごみ)が違います。2枚の【間取り】に同じ種類のごみがある場合は、各カード毎ではなく、合計数(G)を集めれば良いです。
*同じ間取りになる場合もあります。
*組み合わせにより、Gが必要Gをオーバーしても問題ありませんが、Gが達した時点で、それ以上間取りに置くことはできません。(妨害目的など)
ごみカードは、同じごみでもGの数字が違いますので、より高い数字のごみカードを集めましょう。
例えば、配られた【間取り】カードが
□和室
□台所
だった場合
【袋込み】を合計20G
【雑誌】 を4G
【コンビニごみ】を合計16G
【飲料ごみ】を10G
【骨董品まがい】を4G
を集めればいいわけです。
それだけです。
□基本の流れ
まず、自分のターンになったら、「ごみ捨て場」に自身の集めてるごみがないか、あったら、すぐ拾うべきか、拾わず保留しておくか、考えます。欲しいごみがなかったり、保留と考えた場合は、「山札」から一枚引きます。
「山札」から引いたカードが、自身の集めているカードの場合、手持ちで隠し持つか、間取りに置くか、のどちらかです。
*間取りにカードを置くタイミングは、自身のターンでなくとも好きなタイミングで置くことが可能です。
「山札」から引いたカードが自身の集めているカードでなかった場合、他プレイヤーの妨害をするために手持ちにキープするか、それでも「ごみ捨て場」に捨てるか、他プレイヤーも自身も要らないごみだけど、フェイクで手持ちにもつか、のいずれかです。
手持ちがすでに5枚の場合は、それ以上持つことができないので、いずれかのカードを「ごみ捨て場」に捨てるか、自身の間取りに該当するいずれかのカードを間取りにだすか、のどちらかです。
引いたカードがイベントカードだった場合、その場ですぐに使うことも可能です。当然、イベントカードを使わずに捨てることも可能です。
この選択を繰り返し、ごみ集めに勤しみます。
間取りにある全てのごみを揃えることが出来きたら、
「これが私の城!」と、言えば、あなたの勝利です!
運ゲー要素は高いですが、地味に選択が決めてとなる、【運】と【選択】のゲームです。
以前、ご紹介した、拙い説明動画です。
□楽しむコツ
▪️袋込みは全ての間取りに入っているので、
「袋ごみ」取り合いです。いち早く集めつつ、イベントカードやスキルで奪われないように注意しましょう。
▪️相手の間取りがオープンになっているので、自分以外のプレイヤーがどの種類のごみを集めているか確認し、取り合いになっているごみは、いち早くごみ捨て場から拾いましょう。
▪️手持ちには5枚しかカードがもてませんので、それ以上のごみカードは、必然的に間取りへ置いていかなくてはなりません。他プレイヤーの進行具合をみながら、人が集めているカードを手持ちに持つことで邪魔をしましょう。
*自身の間取りポイントをクリアした場合、それ以上、無駄に間取りにごみカードを置いて、人の邪魔をすることはできません。
▪️人からカードを奪う「イベントカード」は、手持ちから奪うものと、間取りから奪うものがあります。手持ちで隠し持つのか、早々間取りに出すのか、良く考えてゲームを進めましょう。イベントカードは、数に限りがあります。間取りから奪うカードか出尽くせば間取りは安全になりますし、手持ちから奪うカードが無くなれば手持ちは安全になる、その辺りが肝にもなります。
▪️必要カードを手持ちで最後まで隠しもち、揃った時点で一気に出して、終わらせることも可能です。
【カード紹介】
□イベントカード
イベントカードは全て一度しか使えません。使用したカードは、ごみ捨て場ではなく、全体の場の外に使用済みとして置いて下さい。
【不法投棄される】
一間取りないのいずれかのごみを集めたことにできる(何G分であっても)、オールマイティカード。
*同じ種類のごみであっても「2間取り」分ではなく、「1間取り」分のみ。
*ごみ同様、好きなタイミングで間取りに出すことが可能(使用宣言不要)
*間取りに出したあと、間取り内移動可能。
最強ですねぇ。でもその分、奪われた時の悲しさと悔しさにより、"心"と"奪ったプレイヤーとの関係"に大きな傷が残ります。
【ハロウィンシーズン到来】
5ポイント分のオールマイティカード。
*間取りに出したあと、間取り内移動可能。
*他のごみ同様、好きタイミングで間取りに出すことが可能(使用宣言不要)
やはりこちらも奪われたくない一品。微妙に手に入らない「骨董品まがい」や地味に取り合いになる「雑誌」の代用としても最適!
【放火でぼや騒ぎ】
他のプレイヤーの手持ちから、ランダムで2枚奪うことができる。
*奪うカードは選べない
*手持ちが一枚しかないプレイヤーからは1枚だけ奪う。
*誰も手持ちを持っていない場合は、使えない。
*自身のターンで使用
フェイクでいらないカードを手持ちに持っておく、そのいやらしさ、大事です。
【TV番組がやって来た】
他プレイヤーの間取りに置いてあるカードから1枚好きなカードを選んで奪うことができる。
*自身のターンで使用
ここに優しさはいりません。カード集めが進んでるプレイヤーから奪うもよし、高いGのカード持ってるプレイヤーから奪うもよし。恨みっこなしです。実際には恨まれるけど。
【リヤカーで運搬】
山札から3枚引くことができます。
*ごみ捨て場からは引ない。
*自身のターンで使用
引いた3枚が全て要らないカードの可能性も。もはや、ご自身の運の悪さを呪って下さい。
【引越しシーズン到来】
使用したプレイヤー以外のプレイヤーは、間取りにある「袋ごみ」をすべて、「ごみ捨て場」に出さなければならない。
*「袋ごみ」の代わりとして置いてあるイベントカード等は、回収不要。
*このカードは、使って時点でターン終了。次のプレイヤーからごみが漁れます。
*自身のターンで使用
最低なカードですね。コツコツ溜めた「袋ごみ」が...。でも、結局、順番で1枚ずつ漁っていくので、なんだかんだ、大幅には減ってない場合もありますし、「袋ごみ」が全然集めることが出来ていなかった人は、ラッキーとなることも。
【自治体介入】
このカードを使用すると、右回り、または左回りで、隣のプレイヤーに手持ちカードを渡し、逆隣プレイヤーから手持ちカードをもらう。
*右か左については、使用したプレイヤーが決めることができる。
*使用したプレイヤーも手持ちがある場合は、隣にわたさなければならない。
*自身のターンで使用。
*自身が手持ちカードを持っていない場合は、渡すカードは特になし。
*逆プレイヤーが手持ちカードを持っていない場合は、カードの受け取りはなし。
*「理解ある近隣住民」カードを持っているプレイヤーがいた場合は、そのプレイヤーを飛ばして実施。
良いカードもってるのに、うっかり使わないようにね。
【理解ある近隣住民】
「放火でぼや騒ぎ」と「自治体介入」を使われた際に、このカードを持っていれば無効化できる。
*一度しか使用できない。
*「自治体介入」の場合は、カードを渡す必要もないが、逆にもらうこともできない。
こちらも拙い動画で説明しております。
□キャラクタースキル
【おじいさん】
どのごみでも、1枚だけ、「袋ごみ」として間取りに置くことができる。
*好きなタイミングで紹介可能。(スキル発動宣言不要)
*「袋ごみ」としてのみ。
有能スキルですね。おじいさんを引けば一歩リード。
【おばあさん】
好きなタイミングで、一度だけ自分のターンに出来る。
*自身以外のターンで、スキル発動宣言をすれば、自身のターンとなる。が、その後は、元の順番にもどる。
ごみ捨て場にレアな欲しいカードが出た時やすぐにイベントカードを使いたい時が良いですが、十中八九、引越しシーズン到来後でしょうね。
【お兄さん】
他のプレイヤーの手持ちから、最もGの高い「袋ごみ」を1枚奪うことができる。スキル発動宣言をして、相手を指名。
*自身のターンでのみ、使用可能
*指定したプレイヤーが手持ちを持っていなかった場合は、なにも無くターン終了。
*指定されたプレイヤーの「袋ごみ」所持の有無は、申告制のため、嘘は付かないように。
ギャンブル性の高いスキルですが、間取りに袋ごみが少なく、手持ちをたくさん持ってるプレイヤーは怪しいぞ。
【ファッショニスタ】
前向きな気持ちでゲームにのぞめる。
*常に発動
*以上
この子のおかげで、キャラクター配りの時点で軽くひと盛り上がりが発生します。
【まとめ】
いかがでしょうか。ルール自体はシンプルなゲームです。
例えば、ゲームの内容が合わないなと感じたり、飽きてしまっても、本来の使用用途である飾れば良いのです。
それに、このゲーム自体、紙で出来ているため、燃えるゴミの日に出すことが可能ですので、安心です。
以上、「あなたのご家庭の燃えるごみをひとつ増やしてみませんか?」と言うお話でした。
本日もありがとうございました。