デザイン会社が教育活動?スニーカー販売?宿泊事業? WABの「一歩先へ」向けた19期がスタート
ワヴデザインの19期がスタート
2024年8月、ワヴデザイン株式会社(WAB)は19期に突入しました。8月末には18期の振り返りと19期のキックオフを兼ねたミーティングを開催し、日常的にリモートワークをこなす全ての社員がオンラインで集まりながら、これまでの成長を振り返るとともに、さらに先へと前進するための方針が共有されました。
第19期のテーマは「ONE STEP BEYOND」
WABではこれまでにクライアントや社員との絆を強化し、優れた成果を上げるための施策を数多く実施してきましたが、第19期ではその成果を基に新たな挑戦へ向かうためのテーマとして「ONE STEP BEYOND」という言葉が共有されました。「ONE STEP BEYOND」は、代表の松本が英国のスカバンドMadnessの代表曲からインスピレーションを受けて名付けたもので、WABの全メンバーが一丸となって「さらに一歩先へ進む」という決意が込められています。第19期のWABでは、メンバー全員がこのテーマを意識しながら、さらなる成長と変化を目指していきます。
ワヴデザインの仕事・働き方・価値観とは?
WABはデザインを通じて社会に価値を提供し続けるデザインファームとして、これまでもこれからも、常に「BETTER」を創り続けたいと考えています。グローバルからインディペンデントまで、エリアにかかわらず様々なクライアントへのリスペクトを持ち、対等なデザインパートナーとして、衣食住、教育、医療等の分野、テクノロジーやDX、その他の様々な社会課題と向き合いながら、デザインで価値を向上させ、役に立ち、感謝され、経済に貢献し、推進していきます。そうした取り組みを実現するために、第19期のキックオフでは以下の4つを柱とするWABの行動指針をあらためて確認しました。
また、コロナ禍をきっかけとして、WABでは社員一人ひとりが質の高い成果物を提供し続けるための仕組みとして、リモートワークやワンデーフレックス制度を導入しています。これらの仕組みはWABならではの働き方として今後も継続的に実施されるため、そうした環境を前提として、社員一人一人が主体性と当事者意識をもって仕事に臨み、より質の高い制作の仕方や働き方など、「さらに一歩先」を目指す意思が共有されました。
各部門による「ONE STEP BEYOND」
デザインDiv.
デザインDiv.はWABの制作業務の中心となる部門です。第19期に向けて、更なる業績アップを積極的に目指し、利益の最大化や既存案件の深掘り、新規案件の開拓、公共案件や入札案件への対応、他部署との協業の強化などを進めていこうとしています。
WABでは、ディレクターがデザインしたり、デザイナーが営業や外注費見直しをしたり、コーポレートチームがWebディレクターをしたりと、各々が基本の強みを持ちながら活躍の幅を広げることを重視しています。
領域を限定せずに様々な業務に取り組むことで、メインスキルの強化や思わぬ得意分野が見つかることもあることから、今後もメンバーが様々な役割を担い、越境的な活躍を目指すことで「ONE STEP BEYOND」を実現しようとしてます。
THYNC
WABでは様々なクライアントのチームに伴走しながら、デザイン人材の支援を行う取り組みを約10年前から進めており、そうした経験からプロジェクトの初期段階でデザイナーが参加し、本質的な課題解決に向けて取り組むことが成功の鍵であると確信しています。
デザイン人材向けエージェントサービス「THYNC(シンク)」は、デザイナーがプロジェクトの初期から関わることで、より質の高いアウトプットと成果を生み出すためのサービスとして運用を行なっており、第19期にはさらなる事業展開を構想しています。
Wab Design School (WDS)
WDSは完全オンラインのデザインスクールとして2022年にスタートしました。第18期には、公開型のオンラインセッションや個別指導型のパーソナルトレーニングをスタートさせ、オンラインセッションについては1年間で11本の動画を公開し、Peatix登録者数が開始当初の6倍以上に増加するなどの成果を上げました。またパーソナルトレーニングでは、個別指導という特徴ゆえに多くの方を迎えることは叶いませんが、お二人の受講者が1年以上に亘って受講を続けており、継続的な学びの機会を提供することに成功しています。第19期では、こうした取り組みから得た知見を活かしながら、外部講師の招聘・実践的なフィードバックによる深い学び・受講者一人ひとりの成長を支援するための個別サポートなど、さらなる展開を掲げて一歩先へ踏み出していきます。
PLAYGROUND
WABではスニーカーショップの運営も行なっています。販売スタッフへのマネジメント強化などの施策が功を奏し、現在は東京・名古屋・オンライン・pg(オリジナルスニーカー)のホールセールで安定した売り上げを見せるとともに、Instagramアカウントのフォロワー数も好調な伸びを見せています。
今期はTシャツやバッグなどのスーベニア商品の企画に取り組むため、隔週の定例会議、Tシャツグラフィックの制作、インスタビジュアル制作などを進めています。
iDIDプロジェクト
WABは、シフトブレイン、フォーデジットとの業務提携を通じて、クリエイターコミュニティ「iDID」プロジェクトに正式に参画しました。
(詳しくはプレスリリースやiDIDの公式Noteでもご確認いただけます)
これまでの活動や経験を活かし、クリエイターが集う場をさらに盛り上げていくと共に、iDIDコミュニティ内でもクリエイター同士がつながりや、さらなる成長をサポートするイベントを企画・運営していきますので、今後の展開にぜひご期待ください。
民泊事業(新規事業)
さらに、Airbnb事業への参入を予定しており、空き家を活用した民泊事業の準備を進めています。この事業を通じて、社会課題である「空き家問題」に貢献するとともに、海外からの観光客の方々に日本を満喫してもらうことを目指しています。詳細は順次発表していきますが、デザインに強みを持つワヴデザインならではの、独自のブランディングやインテリアデザインを活かした民泊運営にぜひご期待ください。
コーポDiv.
コーポDiv.では、総務・労務・経理・人事などの業務に加え、社内のコミュニケーションを活性化させるための施策や、採用業務や広報業務など対外的な業務にも携わっています。ここではその一部をご紹介します。
チーム会
コーポDiv.では、フルリモートで勤務する社内メンバー間のコミュニケーションの希薄化を避け、相互に刺激し合うことを促すための施策として、「チーム会」と呼ばれる10分程度のミーティングを定期的に開催しています。
社内メンバーを4つ程度のチームに振り分けながら、上記の目的で実施しており、第19期に向けて更なるコミュニケーションの強化を目指していきます。
採用業務
WABの採用活動もコーポDiv.の仕事の一つです。Wantedlyなどで行なっている求人募集には常に多くの方からご応募いただいていますが、この3ヶ月だけでも112名の方から応募があり、特に中途採用のアートディレクター・デザイナーの募集や新卒を対象としたデザイナー募集については、大変多くの方からご応募をいただきました。第19期も引き続き募集を行なっていきますので、気になる方はWantedlyをチェックしてください。
広報業務
InstagramやXなどのSNS運用や、note記事の執筆、メールによるNewsletter配信など、7つに渡るチャネルの運用を行なっています。
現在、デザインDivと共同でInstagramを使った新しい企画を進めており、こちらのnoteでもWABが実施してきたオンラインセッションや、これまでの制作事例について紹介していきますので、今後もぜひご覧ください。
来期は第20期を迎えます!
2025年、WABは創立20周年を迎えます。これを記念して、「20周年プロジェクトチーム」を立ち上げ、20周年にふさわしいラディカルな試みを企画していく予定です。例えば、現地集合・解散の海外社員旅行、メンバーの居住地を巡る感謝イベント、自社のロゴやウェブサイトのリニューアル、オリジナル楽曲のリリース..?など、メンバー全員が一体となって新たな節目を祝う企画の検討を進めていきます。
ワヴデザインは、これからもさらに「一歩先」へ進み、関わるすべての人々と共に成長できるよう、さらなる挑戦を続けていきます。これからのWABに是非ご期待ください。