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あなたの「四方よし」を考える
こんにちは。あなたは「三方よし」という言葉を聞いたことがありますか?
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得をいったもの。(コトバンクより)
商売の世界は「二方よし(顧客ー企業)」のWin-Winになっていればよし、とされることが多いですが、さらに社会貢献(雇用、納税など)もできる「三方よし」はなおよし。というか、これからの時代は、顧客と企業だけのWin-Winではダメ。二兎どころか三兎を追える企業が評価されていきます。
創業者が日本三大商人の近江商人で、江戸時代から商いをしている伊藤忠商事も、2020年に「三方よし」に経営理念を変えています。
最近では「三方よし」に、もう1つ独自の価値を追加した「四方よし」の理念を持つ企業も生まれてきています。
今日は、この「三方よし」からの「四方よし」が、私のやりたいことにつながっているかもと考えたのでまとめてみるよ!
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「四方よし」を語った男
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会社員だったころ、自己紹介で必ず「四方よし」を座右の銘として語る男(年齢36歳、妻ワーママ、娘2名、単身赴任)がいました。
彼は自己紹介の場面で生い立ちを語ったあとに、いつも「『売り手よし、買い手よし、世間よし、家族よしの四方よし』をモットーに生きています」と語るのです。関西人だったので、最後には「嫁の尻に敷かれてるのがちょうどよくて」とオチをつけてましたが(おい)、当時はうまいこと言うなと思っていました。
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