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切り取られてない丸ごとの世界が没入感をつくる

タイランドに行ってきました。タイ王国。え? 誰と行ったか? はい、息子です。10歳の長男と2人で行ってきました(Voicyでも話した)。

行きの機内でタイ旅行ガイドブックをパラパラ見ていた息子が、「僕、これ見たい」と言って指差したページには「ムエタイ」が載ってました。

ムエタイ? なんで?

小学生男児は殴り合いが好きなのです(言い方)。格闘技知識ゼロの私のイメージでは、ムエタイはキックボクシングのようなもの(厳密に言うと違うとわかったので、ぼんやりと書いておく)。

んー、私は正直、格闘技系はあんまり興味ない(痛そう。見ているだけで痛い)。しかし、せっかくだし行くか。

【余談】
この「せっかくだしやってみるか」思考は、人生のフットワークを軽くしてくれるし、セレンディピティが起こる機会を増やしますよね。意識的に持つようにしている思考のひとつ。

そこで現地到着後、ネットでムエタイチケットを確保して見に行ったわけですよ。

そうしたら……「何これ!! 物語が見える!(見えません)気づいたら没入している!」と驚きました。なめていた、ムエタイ。すまぬ。

ということで、鉄を熱いうちに打つために「格闘技にまったく興味のない私がムエタイを見て感じたこと」を記します。お時間がある方はどうぞ。

今日のnoteは、格闘技に一切興味のなかった私が書いていますので、齟齬があったらすみません。


ムエタイって何?

見出しを見て「そこから!?」と思われそうですが、私の格闘技に関する知識レベルはこの程度。(きっとこの記事を読むのも、それくらいのレベルの人が多いはず)。

ちょっと整理します(知っている人は飛ばしてください)。

ボクシング
拳にグローブを着用しパンチのみを使い、相手の上半身前面と側面のみを攻撃対象とする格闘スポーツ。拳闘(けんとう)ともいう。

【出典】Wikipedia

キックボクシング
日本発祥。1966年に日本人が、当時最強と言われたタイの国技ムエタイに対抗するために空手とボクシングを合わせ、ムエタイを研究し、競技として成立させたのが始まり。ムエタイと大きく異なる点は、「首相撲」と「肘打ち」です。ムエタイでは肘打ちも首相撲のどちらも認められていますが、キックボクシングでは団体によっては制限されたり反則になります。キックボクシングでは、「相手にどれだけダメージを与えたか」が重要になります。

【参考】https://www.shibukichi.com/column/20931/

ムエタイ
タイ発祥の格闘技。13世紀に興ったタイ族の王朝スコータイにおいても、軍隊の実践格闘技として取り入れられたもの。首相撲(クリンチ)が試合で認められていることが特徴。首相撲とは、文字通り相手の首をつかみ、さらに相手の体勢を崩すことによって次の攻撃につなげるための技のひとつ。キックボクシングでは制限される。ムエタイでは「キック」と「膝蹴り」だけでなく、技の美しさも評価されます。

【参考】https://www.shibukichi.com/column/20931/

おお、なんとなくわかってきた! ちなみにこの中ではムエタイが最強らしいです(禁止技が少ない=強くないと死ぬ←雑な解釈です)。

ということで、格闘技知識ゼロの私でもなんとなく整理できました。うむ、ムエタイ……歴史があるのだな。タイ国民から見ると、日本でいう「相撲」のような感覚なのだろうか。よかろう。挑んでこよう。

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