55歳の私を想像する
「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」という、有名なドラマがあります。このドラマが昨年、新章として復活しました。
旧章:1998年から2004年にかけて、ニューヨークに住む30代独身女性4人の生活をコミカルに描いたドラマ。映画も2作ある。
新章:2021年1月、50代を迎えた3人の姿を描く新章が放送開始(1人は出演していませんが、シーズン2で復活との噂)。
かねてよりファンが多いドラマですよね。私の周りにも「(赤裸々な内容だからか)大きな声では言えないけど……大ファンです」という人が複数、潜伏しておりました。ファッション、恋愛、不倫、友情、結婚、出産、不妊、仕事……。30代女性のお悩みトピックがクッキーの詰め合わせのように入ったドラマだったからです(泉屋のクッキーとか懐かしい。キラキラのオレンジが歯にくっついたのを覚えている)。
私が旧章を見たのは、2013年頃(当時31歳)。育休に入って時間ができ、一気に制覇しました(シーズン6まであるから、長い)。
「ニューヨークで最先端のファッションを身にまとい、仕事をしている彼女たちでも、30代で抱える悩みは一緒なのね」
あれから9年……。そんな彼女たちが55歳になって戻ってきた新章のドラマを見ました。私は今、アラフォー。今回のnoteは、ちょっと先行く先輩たちが何を感じて何に悩んでいるのか、思いを馳せながら考察したいと思います。どうぞお付き合いください。
このnoteは、ドラマを見ていなくても理解できる内容です。
55歳の彼女たち
55歳になった彼女たちは、30代とは違うさまざまな悩みを持っています。私が気づいた「彼女たちの老い」をまとめてみます。
身体編
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