失敗力とそれを支えるもの
皆さん、失敗は、お好きですか?
私は嫌いです。失敗したときの「何かが無駄になった気持ち、恥ずかしさ、自己否定、ごった煮になった負の感情」を思い出すといたたまれない。
「私、失敗しないんで」と、いつか言ってみたい(いや、本当はそうでもない)。失敗すると凹む理由を分解してみると、
自分の見積もりの甘さが露見する
自分の能力やスキル不足が明らかになる
結果が得られないことで困ったことが起きる
結果が得られないことで周囲が落胆する
・・・
こんなことが考えられます。確かに思い起こせば、昔は今よりも自分の能力や自分及び周りの期待値が見極められなくて(若さゆえ、メタ認知力が低い)、失敗のダメージを食らっていました。
ところが、最近は「失敗したな」と思う機会が減りました。なぜだろう? 特にサバティカルタイム(使途用途決めない休暇)では、失敗をたくさんしているのに、「失敗した!」という気持ちになることは少ない……。
そこで、今日は「失敗」について分解してみます。あなたは失敗していますか?
あなたの失敗力は?
はじめに、あなたの「失敗力」をチェックしてみましょう。
(1)失敗しながら学ぶほうが身につくと思う ( )
(2)失敗は自分だけに原因があるわけではない( )
(3)失敗してもあまり落ち込まない( )
(4)失敗を恐れては何もできない( )
(5)失敗しそうなことをあらかじめ予想するようにしている( )
(6)同じ失敗を繰り返すことは少ない( )
(7)失敗を隠してもしかたがないと思う( )
(8)失敗してもあわてないほう( )
(9)日本では失敗を厳しく考えすぎだと思う( )
(10)他人の失敗から学ぶようにしている( )
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