2人目不妊治療 出産記録 頑固なる逆子で37週の帝王切開
一人目も二人目も不妊治療。
しかし不妊治療を終えても「妊娠判定がゴール」ではなく「出産」「育児」と長い道は続いていきます。
今回はその「出産」について。
2人目の出産は帝王切開だったのでその話をまとめています。
二人目は頑固なる逆子でした。26週から逆子になり、一度も回転せぬまま、逆子からの帝王切開で生まれてきました(今も頑固)
逆子の何が困るって出産方法です!!
頭を上にした逆子の状態では、お尻から産道を通るため、最後には首が引っかかって頭が出なくなるなど自然分娩をするには危険な状態になため帝王切開が多い。
また私の場合は、一人目を36週で早期破水から出産したので、2人目も早く生まれるのでは不安がありました。
そのため、35週の検診時にて先生より一言。
「一人目は36週で破水しているし、前駆陣痛の多さと子宮頸管13ミリから考えて、予定日まではもたない気がします」
「最短で予定帝王切開できる 37週0日にやりましょう」と言われました。
予定帝王切開は37週0日からできるが、その前に破水したり、陣痛がきたら緊急帝王切開になるからと怖い一言もらう。とにかく動かず、予定日まで頑張ってくださいと。
ここからは当時の出産記録を、そのまま載せているので、生々しいですが「早めの帝王切開」を不安に思う方の参考になれば嬉しいです。
帝王切開前日 入院
15:00 入院
部屋案内。院内着に着替えて麻酔の質問票記入、検温
1600 オペ室にてNST
帝王切開に備えて、上の部分を剃毛される(人生初)看護師さんから帝王切開のスケジュール確認。
「明日は6時半オペ室へ入室、7時から帝王切開開始です」
「早い・・・」
1700 部屋で待機
なぜか15時のオヤツ( ミカン牛乳寒天)と共に、看護師さんが明日のオペ後に履く着圧ソックス持参と体重測定にくる
18:00 夕食が運ばれてくる
帝王切開前なのに食べていいのか?と思うが、 秋刀魚の生姜煮など、量が多すぎて食べれない。読書をしつつ、久しぶりの一人のベッド(長男がいない)なんとなくお腹張る回数多い気がする。
20:00 血圧測定 とNST
「10分おきにお腹が張ってますね」と看護師さん。「え?陣痛?」と焦る。今晩、陣痛がきたら大変困るので(本気)ウテメリン指示が出る。
24:00 寝ていたが、ふと気がつくとお腹張る。生理痛のような痛みが続き目が覚める。陣痛かと不安。明日の帝王切開まで「まだだよ」とお腹に言い聞かす。
帝王切開当日
5:30 看護師さんが来室
点滴ルート確保。膣内に清潔ガーゼ入れる(理由はこれ↓)
そのままNSTを実施。
リカバリールームに息子と夫登場。
雑談しながら、彼らは朝ごはんを食べます。ちなみに夫は7時半には病院を出て出勤しなければいけないので、7時半までに産まれて欲しい・・・。
6:40 オペ室移動
服脱いで麻酔科医が、硬膜外麻酔のための背中消毒される。
先生が「今から何の処置をするか」を細かく言ってくれるので安心する。
硬膜外に針が入る時が一番痛いというが、そうでも無かった。
冷たさの確認。
同時に膣ガーゼ(帝王切開で、赤ちゃんが母体腸内細菌を獲得出来ないため、膣ガーゼを産後、顔にペタペタするという方法を依頼していた)が抜かれて、 導尿取り付け。一番嫌だったが意外と痛く無い。
仰向けになり、再び冷たさをどこに感じるのか確認される。
産科医2名登場。
挨拶と共にスムーズに帝王切開手術が始まる。
股関節を押さえられる感じがしてたが、実はもう切られてた!
枕元で麻酔科医が「いま何をしてるか教えてくれる」気が紛れてよい。
10分くらいで赤ちゃんが足元から登場「鼻が長男そっくり!」
赤ちゃんと対面後、キレイにして外の夫と長男のところへ連れていきますねと。
私は「ここからは全身麻酔にして処置していきますね」との一言で、静脈麻酔へ切り替え。
8:10 リカバリールームに移動中に夫たちに出会う
麻酔が切れていないのでぼんやり。うつらうつらとしながら、30分おき位に看護師さんにお腹押され悪露を出しナプキン交換。
11:30 麻酔切れてきた
赤ちゃんを連れてきて、初乳吸わせてくれる。氷を舐めていいですよと言われるが、全く喉が渇かず断る。
隣の分娩室から、大声が聞こえる「先生助けてーパパ助けてー」
長男の自然分娩を思い出し「頑張って!」とエールを送りながら再び寝る。
13:30 お腹全体が痛い熱い
まだ耐えれるので痛み止め使うか悩むが、看護師さんに一応相談。
1400に坐薬入れるとのこと。
麻酔が切れるに連れて、体が熱く痛みが増していくのがわかる。
14:15 坐薬をナースさんが入れる
麻酔切れてきたので、悪露が出るのも分かるし足が動く。身体熱い。急な吐き気を感じてナースコール。子宮収縮薬入りの点滴が現在4本目、抗生剤3本目。ウトウトしている。
15:00 胎盤を見る
看護師さんが「胎盤見ますかー?」と持ってこられる。
気になっていた大きさは普通サイズとのこと。人によっては食べる人もいると聞いてびっくり!私は廃棄依頼。
胎盤は胎児を育てる器官です。これは子宮粘膜と胎児側の絨毛膜が結合した器官で、胎児の成長に必用な物質交換の場所となっています。
16:00 リカバリールームを出てベッドごと部屋に戻る
点滴はいったん終了。吐き気がひどく少し吐く。
18:00 看護師さんのチェック
経口ボルタレンを10錠出される。辛かったら坐薬にするとのこと。
悪露、ナプキン、腹部、検温、血圧チェック
18:30 夕ご飯
ジュース2本 ゼリー出るが食べれない
21:00 看護師さんが様子を見にくる
次は24時の来て、朝7時まで来ないとのことで寝る
出産1日目(帝王切開後)
7:00 看護師さんが来て悪露チェック
血圧 検温 今日の点滴開始 抗生剤2本 リルテム3本予定。終了後に導尿外すとのこと。ボルタレン服用1回目
傷も痛みが強く無いので、リクライニング上げて座ってみる。悪露の出が弱いようで出血が少ない。
8:00 朝ごはん
三分粥 味噌汁 豆腐 りんごすりおろし 半分くらいしか食べれない 食欲無し。ずっと同じ姿勢のため背中痒い。汗がこもる。
8:30 パジャマに着替え
看護師さんが身体を拭いて歯磨きさせてくれる。
9:00 医師登場
膣洗浄と硬膜外麻酔抜く。背中のテーブルが抜けて痒いのが楽になる。
11:00 看護師さんと歩行練習
トイレまで歩いてみる 。痛いが歩ける。
12:00 痛みが増してくる
歩いたせいか麻酔止めたせいか。耐えれないのでボルタレン2回目
昼ごはんも出て7割くらい食べれる。この後ガス出たので安心する。
13:30 やっと赤ちゃんと対面
胸が貼ってきており、授乳する。左はうまく吸えて、赤ちゃんは寝てる。
14:30 導尿が抜かれる
これで身が軽くなる。動いて早く赤ちゃんのお世話ができるようにならねばと思う。
15:00 本日最後の点滴
看護師さんを呼ぶのが遅れて、血が逆流しており流れが悪い。
15:30 授乳
お腹が痛い。子宮収縮と腹筋使うためか。
18:00 夕食とボルタレン3回目
19:30 本日最後の授乳
母乳への吸い付きは良いが、ミルクも20ゴクゴク飲む
湿疹が出ているので調べたら新生児紅斑かな?と。看護師さんに聞いたら明日薬塗るかもとのこと。
21:00 仕事帰りの夫登場
限度額認定証の確認とコンビニスイーツのモンブランを置いて帰る。
22:30 トイレ 歯磨き
お腹ひきつれて熱い感じだが頑張って動く。就寝する。
出産2日目(帝王切開後)
6:30 点滴開始
赤ちゃんも来て授乳 私の排尿も1回目
7:00赤ちゃん回収
ウトウトする
8:00朝ごはん ボルタレン1回目
排尿2回目 歯磨きする
9:30 点滴1本終わり 2本目は14時とのこと 抗生剤
10:00 赤ちゃんがくる
同室開始 母乳滲んでいる。3時間以上授乳を開けないように指示
授乳後置くが泣くので再授乳。日中は母乳で頑張る予定
早速座りっぱなしでキズが痛い。
夕方まで持つか自信なし。
11:00 母乳 ミルクも20足すと寝る
12:00 昼食
食べれるうちにと食べる。ボルタレン2回目。
13:00 授乳
赤ちゃんを置くと泣くので母乳が足りないのかもと往復3回。座ってやるからか、後陣痛なのか、お腹が痛いしキズが熱い。
15:00 おやつ
赤ちゃんはまだ寝てる。
16:00 母乳 往復3回 胸が張ってて痛い。
点滴開始。赤ちゃんはナース室へ預かりになる。
18:00 夜ごはん
19:00 赤ちゃん再登場
授乳終わったら回収とのこと。シャワー許可降りたが、全然浴びる気がしない。出来れば横になりたい
21:00 赤ちゃん預けて寝る
長男がどうしているかが気になる。長男を産んでからこんなに離れたことがないので、彼に母親にしてもらったのかと改めて感謝している。