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パーティーの島、パンガン島でメンタル崩壊した話。


今日サムイ島からパンガン島へフェリーで移動する。
相変わらずの天気、空が重い。

移動日に天気悪いと嫌だよね〜


大丈夫そ??


今回のフェリー、と言うかほぼ漁船。

中は木造、高波に耐えられるとは思えない。


釣りもダイビングもする私は船酔いにはかなりの耐性がある方だったにも関わらず、喉元まで来た''モノ''を必死に耐えた。何人もダウンしてる。

それよりも本当に沈没しないのかの心配の方があった。左右に激しく揺れて窓からは海水が入ってくる。
たまに下から突き上げるような揺れも、私の尻と吐き気の限界が来てた。

なんとか耐えてパンガン島に到着。私は強い。

大雨の中ソンテウを捕まえて値段交渉して、、
東南アジアはいちいち値段交渉バトルが発生する、それも暇な時は相手してやって楽しいけど疲れてる時は本当にしんどい。けど私もケチなのでちゃんと戦う。

その前にパンガン島について少し。
パーティー好きな人なら聞いた事があるかもしれない。世界三大パーティー地、イビザ島、ゴアに続いててここパンガン島は毎月満月の日に開催される''フルムーンパーティー''で知られている。

この日には世界中から(主に欧米)から''パリピ''が集結してくる、酒と草にまみれたカオス、らしい。
ま、私もパーティーは好きなのでこれは20代のうちに経験したい事の1つにカウントしておく。

さておき、タイでホステルに泊まる際気をつけないといけない事がある。パーティーホステルかそうじゃないか。

パーティーホステルとは名前の通り、パーティーが好きな若者バックパッカーが集まってきて夜通し音楽をガンガンに流して酒を飲んでプールで泳いで、騒ぎ通すホステル。中には部屋で致す男女もいる。つまり無法地帯、まともに寝れる訳がない。

私が泊まったのがまさにそれ。しかも天気のせいもあってみんな出かけられず朝からずっとパーティー状態だった。

普段なら耐えられるけど今のメンタルには厳しすぎた、もう残り3泊分払ったけどそんなんどうても良い、次の日にチェックアウトして個室へ移った。
今すぐに1人だけになりたかった。

Google mapはここを進めと言ってくる、鬼畜?

雨はますます激しくなって島内では停電している。
インフラもそこまで整ってないから至る所で冠水、もうどこが道かわからん。
大雨の中大きなバックパックを世話って泥水の中を進んでいく、なにかの修行?

え?独房?

全身ずぶ濡れになりながらなんとか到着。
最初に部屋に入って頭に浮かんだ事が、え?独房?

殺風景で窓のない部屋の床に直に置かれたマットレスにはアリの行列がいる。エアコン、ファン無し、湿度は多分90%以上ある。なんで仕打ち、、けどあのホステルよりはマシ、ここで3日、何もせずに過ごした。
だって道が冠水してるからまともに外に出ることもできない。

トイレとシャワーは屋外。

シャワーを浴びに行くまでにシャワー浴びた後ですか?ってくらい濡れるし、浴びた後部屋に戻るまでにも、またシャワー浴びたんですか?状態。
もう入んなくて良くね???

マッサマンカレーとChang。少しメンタル回復。

お腹すいてもまともに外に出ることも出来ないから独房(ホテル)のバーに併設されてるレストランへ。

タイの良いところはどこで何食べても基本的に全て絶品、少しメンタルも回復した。

朝は近くに落ちるとんでもない雷の音で起きて、また寝て、夜はここに食べに行く。これを3日間繰り返した。本当にこれ以外何もしてない。

もう私のライフはゼロよ!!
叫びたかった。


次回、タオ島へ。
過酷な船旅でした。続く

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